Galaxy Fold (ギャラクシー・フォールド)それはサムスン社が開発した折りたたみ式スマートフォンであり、これからの携帯電話市場のトレンドにも成りうる潜在能力のたかいデバイスである。
(9 月 6 日の発売日。ソウル市内の Samsung 直営店で撮影)
韓国に続いて 9 月下旬までにシンガポール、英国、米国で販売が始まるも約 21 万円の高額スマートフォンはあっという間に完売してしまった。
しかし新たな歴史の 1 ページとなる端末ならば、ケータイオタクの端くれたる者その時代の目撃者になりたい。
そんな思いで少しでも安いところを探しついにシンガポール版をゲット。
(全ての個体に 7 日間 24 時間の電話サポート、1 年間の画面修理・交換保証が付く)
というわけで今月ケータイを買ったわけである。撮影場所をカフェに移しフィルムを剥がした状態から見ていこう。
美しすぎる筐体・ボディ
シルバーの本体を手にとってみると隙間なく設計されたデザインと美しさ、そのスタイリッシュなカッコよさに暫く魅了されてしまった。
(もっとも右側のサブディスプレイ面はブラックに統一されている)
Mate X や Flexpai などのライバル製品と異なり Galaxy Fold はディスプレイを内側にして(谷折りに)閉じる。
従ってときに筐体の美しさを眺めながら、必要になれば手にとって作業するという 2 つの側面を味わうことができるのだ。
画面を開くとそこには未来が広がっていた。
顔認証がこの段階から動作して開くとロック解除された状態となる。フラットにしてメニューを開いたり Twitter を始めると異次元の迫力にのみこまれた。
これだけの広さがあればマリカーや電子書籍、何でもかんでも捗るに違いない。
また本体を持ちかえることでヨコ幅が拡大されることが発覚。
こうして持ったうえで Twitter と Youtube を立ち上げたのがこちら。
( 7.3 インチの大きさはちょうど本を開いたような大きさだ)
予想してた以上に迫力が凄まじい。タスクは 3 つまで立ち上げ可能だが 2 つたちあげた時点での満足度はたかい。
ひとまず気持ちを落ち着かせるために本体を閉じると・・・・
恐ろしいことに閉じた状態でも開いた時の続きの動作ができるではないか。これは凄すぎる。
そもそもサブディスプレイだけで大体の操作はできるため、何かする度に開く必要はないのだ。
写真撮影も本体を開かず省電力のまま操作できる。筐体はその迫力を味わいたいと思った時に開けばいい。
本体を開かずにここまでの実用性を備えているとは予想だにしなかった。
最後に
Galaxy Fold が 2 月に発表された時は「バカバカしい、これで生活の何が変わるのだ」としか思っていなかった。
たんなる技術力の誇示にすぎず「あーすごい」くらいにしか捉えていなかったのだ。しかし筆者が本質を理解していないだけだった。
(未来を広げろ、自分の Galaxy Fold に会ってこいという強いメッセージがある)
飽和したスマートフォン市場に、そして 5G へ移行する次の時代に何をもたらすことができるのか。その可能性を果敢にもさくしに行ったのが Galaxy Fold であり、
その完成度と美しさたるや筆舌に尽くしがたい。まとまりがなくなってきたので、今日はこの辺にして詳細なレビューは Twitter と併せてまた投稿したい。
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