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Mi 10 lite 5G (XIG01) でソフトウェア更新。 VoLTE や FOMAプラスエリアが利用不可へ

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au で発売中の Xiaomi Mi 10 lite 5G (XIG01)が一時販売停止と「すまほん」にて報じられている。

プレスリリースには出ていないが心当たりはある。接続するはずのない LTE Band 8 と 3G Band 5 が内包する Band 6 を FOMAプラスエリアとして掴む現象がみられたこと。

(筆者の検証では LTE Band8 を掴んでいた)

(こちらも筆者検証。海外向け Band 5 でドコモ 800 MHz を掴んでいる)

問題なのはこの 2 派が技適を通過していないで au としてはアップデートで修正する必要がでてきたのだ。

そして 9 月 11 日、突如としてそのアップデートが降ってきた。



VoLTE や FOMAプラスエリアが利用不可に

まずは降臨した「MIUI V11.0.4.0 QJIJPKD 安定版」をインストール。再びドコモ・ソフトバンク SIM による動作をチェックした。

するとまず VoLTE がどうやっても有効化できなくなっていた。コマンドを入力すれば "VoLTE carrier check was enabled" と表記がでるも 3G 通話となってしまう。

さらに Band 5 が 6 を内包して受信していた 800 MHz (FOMAプラスエリア)がまったく受信しないよう更新されていた。

ソフトバンクにおいては LTE Band8 においても今のところ確認ができていない。つまり au が発表していた対応周波数一覧と実際につかむ電波が一致しているか検査するために販売停止させたのではないだろうか。

だとすれば出荷された端末へのアップデート作業が行われるのに、相当な時間がかかると推測される。

 

チェック体制が甘すぎる

こうした検証をするのは筆者のようなマニアックなごく少数の人に限られており、一般的な人はまずしないだろう。

しかし OPPO FIND X2 Pro といい、ユーザーから指摘を受けるまで気づかない事態が連続で起こるのはまずい。

総務省による一連の改革で SIM ロック解除が即時義務化され、本体単体での端末購入も可能となった。そんな今だからこそ、他社 SIM での利用も想定して検証されるのが当然であり、キャリアとして意識すべき点ではないだろうか。

せめてサイレントに修正せず、販売停止の理由から再開に至るまでのプロセスをプレスリリースをもって周知してもらいたい。

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