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ソフトバンク、 MNP 引き留めに必死。 10 分通話定額 + 4 GB データを月額 1,680 円で提案された話

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2021 年から携帯電話料金コストを下げようと、あるソフトバンク回線を BIGLOBE モバイルに MNP しようとした元日。

157(ソフトバンク・カスタマーセンター)に電話すると驚くべき引き留めにあった。

結論から書くと Y!mobile へ乗り換えて 10 分間の通話定額・4 GB データ通信を 1,680 円(税別)で維持できるという破格の提案だった。

(画像はソフトバンクショップ銀座店)

今回は提案された特典の詳細とオペレーターから受けた興味深い質問や説明を忘れないうちに記しておきたい。



1,000 円割引 × 10 ヶ月分 + 5,000 円割引

まず提案されたのはソフトバンクから Y!mobile への移行。 MNP 手数料 0 円 + 700 円割引 × 6 ヶ月間という、よくある話だった。

だから S プランを選べば 10 分間の通話定額 + 4GB データ通信付きで月額 1,980 円(税別)になるわけだ。

しかし驚いたのは 700 円割引が終了すると「1,000 円 × 10 ヶ月の割引を提供する」という追加の割引提案。

つまり 8 ヶ月目からは S  プランの維持費が 1,680 円(2,680 - 1,000)まで安くなり、それが 10 ヶ月もつづくのだ。

そしてもう一つ。ワイモバイルショップに行かず、移行手続きをオンラインで手続きすると追加で 5,000 円の割引がはいるという。

これは通信費から引かれるため、初月と 2 ヶ月目はユニバーサル手数料 2 〜 3 円の請求しかこないそうだ。

ここまで安くなるとは思わなかったので納得し、提案をのむことにした。

 

手続きはスマホだけで 5 分以内に完結

オペレーターにお礼を述べて通話をきると専用の SMS が飛んできた。リンク先から My softbank に接続すると、案内された通りの内容が表示される。

内容にそってタップをすすめ、料金プランと SIM の大きさ(nano SIM)を選択する。すると身分証明書なしで申し込み完了までたどり着いた。

ここまでの時間はわずか 5 分弱で、その後審査がとおって SIM が到着する手はずになっている。

毎月 8,000 円もかかっていた回線を 2,000 円弱に落とし込むことに成功。もしいまソフトバンクを利用している方で料金に悩んでいる人がいたら 157 に相談してみるといいだろう。

こうした引き留めは今後禁止される方針となっており、じつはチャンスだったりする。



おまけ:楽天モバイルを意識しすぎのソフトバンク

ここからは余談となるが、ソフトバンクのオペレーターが楽天モバイルを意識していて面白かった。以下、筆者とオペレーターの会話。

オペレーター:「楽天モバイル様が 1 年間無料でご利用頂けますが、有料の BIGLOBE モバイル様をえらばれる理由はございますか」

筆者:「楽天モバイルは無料で利用していますが、電波の入らない場所も多々あるので安定した回線が欲しいと思いまして」

(至って素直に答えたつもりだ。じっさい納得してくれた)

オペレーター「お答え頂きありがとうございます。たしかに楽天モバイル様はエリアを拡大中ですが au 様のエリアが契約終了しつつあり、さらに繋がりにくくなることも予想されますね。」

なんと楽天モバイルを若干ディスっているのだ。もし筆者が楽天への MNP を検討していたら「あまり繋がらないからやめたほうがいいぞ」といった案内がなされたのだろうか。

いずれにせよ楽天モバイルを含む他社を全面的に意識しているのは明らかで、1,000 円台で維持したいという顧客にはこうした提案をしているのだろう。

キャッシュバックで新規顧客を獲得する時代から、いかに解約率を下げるかが重要になってくるかが鮮明になった一件であった。

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