1 月 1 日、ヨドバシカメラ・アキバを朝から夕方までチェックしていたところ、時間帯によって色んなゲリラセールが開催されていた。
中でも面白かったのは SIM フリースマートフォンの福袋。詳しい人(ピンとくる人)は中身がわかるようになっていて、本体値引に厳しい昨今の事情を鑑みたやり方なのだろう。
売り切れると次の福袋が補充されたり、物によっては中身がわかるようになっていたり、複数買おうとした中国人客が言うことを聞かず退店を余儀なくされるなどお昼過ぎには店内が賑わっていた。
さて、そんな中でかなりお買い得だったのが Apple Watch Series5 の処分品。しかも eSIM 対応セルラーモデルが 39,800 円の破格となっていた。
GPS + セルラーモデルで 44 mm は安い
販売されているのはアルミニウム・ブラック 39,800 円 とスペースブラック・ミラネーゼループ 49,800 円(税込)の 2 種類でどちらも 44mm のセルラーモデル。
2 種類の正規価格はそれぞれ 56,980 円と91,080 円(税込)とかなり高額で、ここまで値引された新品は見たことがない。
ただし飛ぶように売れている様子はなく、筆者も買おうか 1 時間悩んだが踏ん切りつかず撤退した。
スタッフによると、ここに展示されている以外にもまだ在庫があるようなので、運がよければ 1 月 2 日以降も残っているかもわからない。
あくまで店頭特価かつなくなり次第終了となるが「あったら欲しい」とか「へぇ、そういう物が売っているのか」と参考にして頂ければ幸いだ。
eSIM 解放で日の目をみるか!?
アップル・ウォッチは Series 3 から GPS モデルに加えて eSIM 搭載のセルラーモデルの 2 種類が存在するようになった。
iPhone を忘れても watch での電話発着信・SMS 送受信が可能だったり 4,000 万曲のApple Music を AirPods Pro だけでストリーミング再生できる画期的なデバイスだ。
しかしながら肝心の eSIM を提供できるのがドコモ、au、SoftBank の 3 社に限定されており MVNO や楽天モバイルなどアップルとの提携がない通信事業者と契約している人はほぼセルラーモデルを買う意味がないのが現状。
(画像は Apple Watch Series6 。外観は Series5 とほぼ同じだ)
したがって大手 3 キャリアのユーザーには手放しでお勧めできるが、MVNO ユーザーは将来的に eSIM が解放される日を願うしかないのが現状だ。
wena +Apple Watch Series3!!(;゜0゜)
スマホなしで電話、メール、地図、Siri、Apple Pay、Edy、Dポイント、ヨドバシポイントが利用できる!更に4000万曲もの音楽を再生可能。もちろん防水。This is the future(;゜0゜) pic.twitter.com/TZTxMyj8F3
— Skyblue (@skyblue_1985jp) September 23, 2017
幸いにもようやく政府の携帯電話改革で eSIM を MVNO に解放させる動きが始まっている。じっさい SoftBank on LINE は eSIM を扱う事業者で 2,980 円のプランを展開予定。
もしかすると、近い将来こうした事業者から Apple Watch 向け eSIM が解放されるかもわからない。
そんな日に備えて持っておくのもありだろう。ちなみに Series 5 は廉価版の SE と同じ S5 チップを搭載しながら、常時ディスプレイ対応、第2世代心拍センサー、心電図機能を搭載している点で優れている。
外観に関しては Series 6 とほぼ同じであり、価格が安ければ今から購入しても全然遅くはないモデルだ。
すでに販売は終了となっているが、業界関係者の話では Series6 が急に発売されたおかげで、市場には Series5 が山のように眠っているとか。ヨドバシで売切れても他のお店で出てくるかもしれないので、Apple Watch を検討している人は気にしておきたい存在だ。
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