KDDIは8月26日、auブランドの「eSIM」サービスを開始した。全国のauショップまたはau Online Shop で契約時に選択可能。
2018年以降発売のiPhone、Pixel5などが対応機種としてリストアップされ、my auから手続き可能となっている。
再発行に関しては店頭では2,200円、オンラインでは「無料」となっていて自分で操作できる人はお得。まだまだ機種は少ないが一歩前進したと言えないだろうか。
急速に進む eSIM
国内のeSIM対応機種はRakuten Mini、Rakuten Hand、Rakuten BIG、Pixel 4a、Pixel 4a 5G、Motorola Razr 5G、OPPO A73など複数のスマートフォンが存在する。
そうした製品がリストにないのはKDDIとして責任を負いたくないものと考えられるがpovoブランドのeSIMと同じ性質ならば、ほぼすべての機種が動作するだろう。
(Rakuten miniで動作するpovo eSIM)
eSIMを巡ってはすでにソフトバンクブランド(ワイモバイル、LINEモバイル含む)が対応済み。KDDIはauとpovoブランドで対応したことになり、あとはUQモバイルを残すだけである。
いっぽうNTTドコモはahamoを含めて未だに具体的な方針が示されていない。
相次ぐeSIM対応は政府がキャリアに求めていた背景があり、今度はMVNOへの解放も要請している。ショップに来店せず自宅で契約できたり紛失時の再発行手数料がないなどのメリットやIoT製品への応用が注目されている。
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