日本最大のECサイト「楽天市場」に対抗すべく、ヤフー陣営の「ヤフーショッピング」がここに来て急成長している。
豊富な資金源で大量ポイント還元を行いつつ、直接値引きを実施することで楽天市場との差別化も明確。物によっては家電量販店より圧倒的に安かったりする。
(直接値引きにポイントが加わって激安)
ただし一つだけデメリットがあって、ポイントや割引の恩恵を受けるには有料オプションのLYPプレミアム(ライン・ヤフー・PayPay)の加入が大前提になっている。
このオプション料金、ソフトバンクとワイモバイルユーザーは無料。他キャリアのユーザーが加入しても元は取れるのだが、毎月買い物するとは限らないだろう。
何だか勿体ない気もして、加入を躊躇する人も出てきそうだ。そこで今回は、今ソフトバンク以外を使っている人が価格を抑えながらヤフー経済圏を攻略する方法をご紹介したい。
3GBデータプランが3倍お得
結論から書くと、今回の趣旨は「激安でソフトバンクユーザーになり恩恵をフルに受ける」というものになる。
ソフトバンクには月額1,078円のデータ 3GBプランが用意されており、毎月6,000〜8,000払わなくとも豊富な特典を受けられるのをご存知だろうか。
プランの内容としては3GBデータ通信の他、LYPプレミアム会費が含まれており、ヤフーショッピング特典、LINE有料スタンプ使い放題、ヤフオク手数料優遇など様々な恩恵が受けられる。
ヤフーショッピングでは最大17%の還元率にアップ。この時点で1,000円以上の価値があると言えるだろう。
(最大ポイント還元率17%にアップ)
さらにソフトバンクプレミアム特典にエントリーすれば、Hulu、NetFlix、U-Nextといった主要動画サブスクが毎月最大20%ポイント還元される。
記事作成時点では一部のプラン限定なのだが、5月22日より条件が緩和されてどのプランでも適用可能になる。これでより元が取りやすくなりそうだ。
「まとめて支払い」を使ってポイントを総取り
話はまだ終わらない。ソフトバンク回線ということは「まとめて支払い」が使えるということ。うまく活用すると任意のクレジットカードにSuicaチャージポイントを付与できる。
手順としては、まずプリペイドのソフトバンクカードを取り寄せ、まとめて支払い(後払い)を使ってカードにチャージする。
これをApple Pay(Androidはクレジット登録)してSuicaチャージすれば、全額「通信料金」としてクレジットカードに請求させる。
するとSuicaチャージでポイントが付かないクレジットカードも間接的にポイントをゲットできるというわけだ。
昨今、Suicaチャージのポイント付与を廃止するカード会社が増えているため、これでまた月額料金のもとがとれることになりそうだ。
まとめて支払いを活用すれば他にもポイントを得られる商品があるかもしれない。
SIMスロット付きデバイスがある人は活用してみよう
このようにソフトバンクのデータ専用プランは特典だけで1,078円以上の価値がある。
3GBのデータ通信も足りなければ1時間単位で使い放題オプションが追加できるといった利便性があり、もっと広く知られても良さそうな潜在力がある。
もちろん、データSIMを活用できるデバイスが自宅になければ無理に加入する必要はないので、選択肢の一つとして検討して頂ければ幸いだ。
リンク:ソフトバンク