韓国の 5G 加入者数が 100 万人を突破したと GSM Arena が報じている。
サービス開始から 1 ヶ月で約 16 万人を突破していたが、その後 1 日 17,000 人のペースで増加。
急ピッチすぎる普及の要因は、サムスンが最も愛される国であることに間違いない。
① 強すぎる地元サムスン、LG電子への愛
韓国のスマートフォン市場はサムスンが 55% と圧倒的なシェアを誇っている。
LG 電子を合算すれば 70 % が自国メーカが占めており、シェア 2 位のアップルを完全に抑えているのだ。
この強すぎる自国メーカー愛あってこそ「いち早く 5G を体験したい」と思わせることに繋がったのだろう。
Galaxy S10 5G に加えて LG V50 の 2 機種が 100 万ユーザー突破に拍車をかけた。
(サムスン電子・本社ビル地下にある製品の販売ブース)
(5 月のソウル市内にて。LG V50 の実機と CM が大きく展開されていた)
② 4G 採用時よりも早い普及率
GSM Arena によれば 100 万人の内訳はSK Telecom が 40%、Korean Telecom および LG U+ がそれぞれ 30% となっている。
なお 4G 開始となった 2011 年には 100 万人突破するのに 80 日かかったのに対して 5G では 69 日で達成した。
夏には Galaxy Note 10 が控えており加入者数の伸びに拍車がかかるだろう。
ちなみに日本の 5G 開始は 2020 年の予定で韓国にはだいぶ遅れをとるようだ。
出典:South Korea reaches 1 million 5G subscribers, beats 4G adoption rates
Twitter をフォローする!skyblue_1985jp