先週に OPPO Reno 10x Zoom を使って「月」を撮影する実験をしたところ、「ズームはできるがキレイに撮れない」という結論に至った。
どうあがいても表面の模様が捉えられず、「やっぱり P30 Pro には及ばないか」と諦めていたところ筆者の Twitter にリプライが寄せられた。
https://t.co/UTlHOxd4hC
この動画の3分あたりでReno 10xで月面撮ってるんですが設定とかが関係してるのでしょうか?— 【ACT-1】nakajimegame (@nakajimegame) 2019年6月18日
添付された動画をみると確かに月面を撮影しているシーンがあるではないか。
そんなまさかと思ったが、とにかく再度の検証を試みた。
①条件が良ければ撮影できた
そもそも先週の実験では霧がかかっていたような気がする。今日は満月とはいわないものの空は晴れており撮影条件としては絶好のチャンス。
ズームを 30 倍に近づけると、月の表面が見えてきた。
月の光がとても強く三脚なしでの撮影は苦労する。もう一枚みてみよう。
P30 Pro と異なり月を撮影する瞬間の「手ブレ補正」や月に特化した AI がない。
よって頑張って撮影できたのは上の 2 枚だけで、やはり撮影の難易度は P30 Pro の方が圧倒的に低い。
ちなみに以下の画像が P30 Pro で撮影したもの。よりクッキリとしているのがわかるだろうか。
最後に
それでも OPPO Reno で月が撮影できたのはワクワクする感じが得られたし、今後のソフトウェアアップデートで何かが改善されるかもしれない。
ファーウェイ P30 Pro の日本発売が不透明になったいま、ライバル機種の OPPO Reno が注目を集めている。
日本でも SIM フリーモデルとして 7 月にアナウンスされる見通しで、スマホカメラを盛り上げること間違いないだろう。