中国から米国に輸入されるアップル製品に対する最大 25 % の関税がいよいよ 9 月 1 日より発生する。
税率は製品によって 15 % と 25 % に分かれ iPhone や iPad も含まれている。
米中貿易戦争にでぐちが見えないまま、アップルはいよいよ経営の舵取りが問われる事態となった。
関税 25 % の一覧
9 月 1 日にも課税される製品は以下の通り。
・Home Pod
・Apple Watch
・Air Pods ふくむ Bluetooth ヘッドセット
・デスクトップ Mac
このうち iMac に関しては免税対象になるよう議論されている。
(この巨大な Mac Pro に 25 % はさすがに辛いだろう)
12 月には iPhone や iPad も課税
さらに 12 月 15 日からは iPhone, iPad を含む一連のアップル製品に 15 % の関税が課される予定だ。
・iPhone/ iPad
・Macbook/ Air / Pro
・iPod Touch
・Apple TV
・Apple Pod Display XDR
・有線ヘッドフォン
・キーボード
ほぼアップル製品すべてのラインアップが対象になっていると言えるだろう。
アップルもこのまま黙っているわけにはいかない。
中国の撤退はない??
アップル製品のサプライヤー FOXCONN はインドで iPhone 生産を急ぐプランを密かに計画しているという。
人口 10 億人を越えるインドはアップルが次に狙っている市場であり、中国に次ぐ生産拠点として既に本格稼働している。
ただしインド拠点には熟練の職人やデザイナーが足りないなど様々な壁があるため、中国拠点は手放せないという。
最後に
ただでさえ毎年高くなるアップル製品は、一体どこまで値上がるのだろうか。
日本では奇しくも増税のタイミングと重なっており 10 月 1 日から少しだけアップル製品は高くなる。
(新型 iPhone は 9 月 10 日にお披露目される予定)
極端な円高・ドル安がすすめば製品の価格は見直されることが過去にはあったものの、いまは何とも言えない状況だろう。
この関税を見越した新型 iPhone の価格やいかに、、といったところだろうか。
出典:Foxconn has big plans for making more iPhones in India, but faces challenges
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