日本でまもなく登場するXperia 1 IIIはソフトバンクが約18.8万円、auが17.8万円と例年にない割高設定が話題になっている。
キャリア版のソニーXperia 1 III が「ボッタクリ」である理由を解説。 https://t.co/uqiG4QgyzJ @skyblue_1985jpより
— Skyblue (@skyblue_1985jp) July 2, 2021
そんな中、7月6日に香港では256GBと512GBが発表され予約受付が開始された。
価格はそれぞれ9,299香港ドル(約134,000円)、512GBが9,999香港ドル(約144,000円)と日本価格より割安。
ふだん輸入している人には喜ばしい価格だが大きな注意点が2つあるのでご紹介したい。
256GBの発売日は9月初旬
まず注意すべきは256GBの発売日が大幅に遅れそうであること。ソニーによれば512GBの発売日が7月末なのに対し256GBはなんと9月初旬とのこと。
半導体不足が顕著になった格好だ。僅か1万円の違いで早めに入手できるなら日本モデルの倍のストレージ512GB一択になるだろうか。
そして2つ目の注意点はVoLTEが日本国内では利用できないよう制限されていること。この時点でVoLTE必須のau回線をまともに使うことはできなくなる。
(画像はXperia1Ⅱ香港版)
またドコモ5G回線(ahamo含む)での利用は通話とSMSが利用できないため4G/5Gデータ通信専用になってしまう事も知っておきたい。
ドコモ回線で利用するには4G契約のXi回線(4G/3G)や4G MVNOを利用するか、5G、4G、3Gのいずれを受信するソフトバンク(ワイモバイル、LINEMO等)回線での利用が現実的になってくる。
nano SIM×2のDual SIM構成のためコロナ収束後に海外に行く際には役に立ちそうだ。
まめこモバイル様では予約販売可能
では現時点で予約したい人はどうすればいいか。まめこモバイル様がツイートしているのを見て問い合わせたところ、仮予約を受付開始しているとのこと。
香港版の定価が出てました
残念ながら発売日は未定ですSony Xperia 1 III
(512GB) 定価HK$ 9,999
約144,000円Sony Xperia 1 III
(256GB) 定価HK$ 9,299
約134,000円※現地定価なので輸入の場合は輸入消費税や送料は別途
特典のヘッドフォン?は登記して後日受け取るタイプなので不可でした pic.twitter.com/bWdfz17bTf
— まめこmobile(まめこ) (@Mameko_Mobile) July 5, 2021
詳細を問い合わせると最終価格は消費税10%でなんと送料無料。為替により前後する可能性があるにせよ512GBは約158,400円程度になりそうだ。
支払い方法はLINE Payまたは銀行振込で予約販売形式となっている。VoLTE非対応とはいえロゴや余計なアプリが一切なく、Xperia1Ⅲの本質が味わえるなら良心的ではないだろうか。
筆者もよくお世話になっている同店は親切・丁寧、安心安全でTwitter界隈でも多くの人が利用している。もし興味ある方がいればTwitterやLINEで連絡してみよう。
不明な点なども丁寧に答えてくれるはずだ。