NTTドコモは 5G 契約された SIM カードで、一部の 4G 端末が利用できなくなる事を発表した。
同社が過去に販売したスマートフォンでの動作可否が、製品別にリスト化され公開されている。
膨大なリストの中には「利用不可」とされる端末もおおく、筆者のメイン端末 iPhone7 もその一つだ。
実際どんな挙動をするのか。Galaxy S20 5G (SC-51A)の SIM カードで検証した。
利用不可とはいったい・・・
まず 5G SIM のデザインに触れておくと従来の 4G SIMと何ら変わりはない。
外観では全くもって判断できないのが注意点でもある。
Galaxy S20 5G の SIM を取り出して、利用不可とされる iPhone7 に挿入。
アンテナピクトすら立たないのかと思いきや、、
アンテナピクトと 4G 表記が出て、通話・SMS・データ通信いずれも問題なく動いている。
しばらく使っても圏外にならず、筆者の認識としては全く問題ない。
(ところが利用不可と指定されているのだ)
一体どういうことなのか、もう少し情報収集の必要がありそうだ。
もしかするとドコモ側が検証した iOS と最新の iOS では挙動が異なってくることも考えられる。
最後に
一つだけ気になる事があるとすれば、5G 契約 SIM が 5 月下旬から FOMA 電波を掴まなくなることだ。
現在は 3G 電波を掴んでいても、もしかすると 5 月下旬から挙動が変わるのかもしれない。
それを見越してのリストであれば話は変わってくるかもしれないが、何をもって動作不可なのか書かれていない以上何とも言えないのが現状だ。
いずれにしてもドコモとしては 5G 契約 SIM は 4G 端末での下位互換を保証していないように思われる事に注意したい。
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