驚異のコスパを誇る iPhone SE 2020 は 4 月 24 日の発売から僅か 4 日で国内モデルが品薄となりつつある。
なかにはシャッター音のない海外版を検討するも、技適の有無が心配で購入に踏み切れない人もいるようだ。
そんななか SE 2020 の香港版を購入できたので情報をシェアしたい。
日本版との違いはシャッター音のみ
今回利用したのは「イオシス」アキバ中央通店で価格は 64GB で 59,800 円(税込)。
同店のメリットは海外スマホの初期不良にすぐ応じてくれること、税関などの諸経費が含まれていることだ。
(型番は Model A2296:中国や米国モデル以外は共通ハードを用いている)
2018 年から香港版といえば物理 Dual SIM のイメージがあったが、今回は日本とおなじ nano SIM + eSIM 構成である。
従ってシャッター音以外はすべて同じ仕様であることを覚えておこう。
安心安全の技適あり
それでは初期設定を終えて認証情報をみていこう。
「設定」→「一般」→「法律に基づく情報および認証」の順番にすすむと日本総務省の「技適」が確認できた。
付ライトニングケーブル、イヤホン、香港向け AC アダプターが同梱)
また Twitter では ETOREN で購入されたシンガポール版にも技適の報告が上がっており、もしかすると複数の国のモデルで表示されるかもしれない。
etorenで注文したシンガポール版(型番共通)iphone seが着弾しました。FeliCaあり、シャッター音なしで技適もあるようです。 pic.twitter.com/I0CY51FGgx
— 八洲加美世 (@Kamiyo_Yashima) April 27, 2020
@kamiyo_Yashima さんより引用
というわけで iPhone SE 2020 の輸入を検討していた人は、安心して香港版またはシンガポール版を購入できるだろう。
最後に
2015 年頃から国の指導でスマートフォンの在り方は大きく変わってきた。
SIM ロック即時解除の義務化、本体の単体販売(分離プラン導入)、MVNO に対する テザリングおよび L2 ロック禁止など枚挙に暇がない。
この調子でシャッター音も廃止されれば輸入の必要もなくなるのだが、これに関しては盗撮防止の観点から肯定派が多いのも事実。
かんたんなアンケートです。日本の携帯電話のカメラは、シャッター音が鳴る仕様になっています。
防犯の観点からあった方がいいですか(´・ω・`)消せる選択肢があった方がいいですか??
— Skyblue (@skyblue_1985jp) December 12, 2019
そうなるとやはりカメラ重視派の人は輸入するしかないだろう。
購入を検討している人は国内ならイオシス、海外通販は上述の ETOREN をお勧めしたい。
ただし昨今は為替の変動が激しく、つられて本体価格が動くことも覚えておこう。
追記:イオシスでは 14 時 30 分時点で全モデル完売中
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