Galaxy Note 20 Ultra のレビュー 2 回目。まだペン機能や進化した Dex などは試す機会をとれずにいる。
その代わり今までの Galaxy と比べて明らかに進化した望遠 50 倍ズームがどの程度の実力を持つのかご紹介したい。
1100 メートル先を撮影
比較対象にはファーウェイの最上位モデル P40 Pro+ を用意。山手線「御徒町」方面から 1100 メートル先の秋葉原「肉の万世」を撮影。
超広角・10 倍・20倍・50 倍ズームの 4 枚を Galaxy Note20 Ultra と交互にしたので 1 枚ずつみていこう。
(クリックしないと画質が落ちている場合がある。あらかじめお詫び申し上げたい)
超広角 (P40 Pro+)
超広角(Galaxy Note20 Ultra)
10 倍ズーム(P40 Pro+)
10 倍ズーム (Galaxy Note20 Ultra)
20 倍ズーム(P40 Pro+)
20 倍ズーム(Galaxy Note20 Ultra)
ここまで超広角・10 倍・20 倍ズームと 3 枚ずつ撮り比べた。
35 度をこえた猛暑日のせいで P40 Pro+ で撮影した写真がだいぶ曇っているのが分かるだろうか。またファーウェイは望遠の手ブレに弱く 10 倍を越えると手が揺れる。
したがって数枚撮影して最もマシな画像を選んでいるのだ。そして 4 枚目の 50 倍ズームはこの 2 つの要素がもっとも顕著に現れた。
50 倍ズーム(P40 Pro+)
50 倍ズーム(Galaxy Note20 Ultra)
50 倍にもなると暑さで広範囲が曇ってしまった。いっぽう Galaxy Note20 Ultra は気温による影響をうけずにピントが合い、しっかりした手ブレ補正に感心した。
4 キロ先のスカイツリー
せっかくなので、もう 1 つ例をみてみよう。今度は山手線「御徒町駅」から 4 キロほど離れたスカイツリーを撮影。先述した「曇り」と「手ブレ」に注目されたい。
超広角(P40 Pro+)
超広角(Galaxy Note20 Ultra)
5 倍ズーム(P40 Pro+)
5 倍ズーム(Galaxy Note20 Ultra)
10 倍ズーム(P40 Pro+)
10 倍ズーム(Galaxy Note20 Ultra)
50 倍ズーム(P40 Pro+)
50 倍ズーム(Galaxy Note20 Ultra)
やはり P40 Pro+ は遠くなるにつれて曇りが目立つ結果となった。ホワイトバランスを手動で調整すれば抑えられるだろう。
しかし手ブレに注意しながらの補正は難しく、本格的に遠くを撮るなら三脚が必要だ。いっぽう Galaxy は三脚もホワイトバランスの設定もなしに綺麗に撮れた。
次回は近距離テストを予定
というわけで「望遠」に関しては Galaxy Note20 Ultra に軍配があがった。ペンだけで王者になれるのに、50 倍レンズを備えるとは鬼に金棒である。
かといって近距離ではファーウェイの圧勝になる気がするのだが、どんな結果をもたらすだろうか。
さらに夕焼け、夜景など様々なシーンで比べる余地があるだろう。タイミングを見つけて順番に行う予定なので、またご覧頂ければ幸いだ。
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