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高級時計と合体せよ!Suica搭載スマートウォッチ「wena3」は 26,400 円(税込)のお手頃ラインアップも大注目

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新型コロナウイルスで外出自粛がつづき、運動不足解消を目的としたフィットネス需要が到来している。かねてより検討していた人が Apple Watch を導入したり、Nintendo Switch のリングフィットアドベンチャーが飛ぶように売れているのだ。

その一方「スマートウォッチはどうしても受け入れられない」という機械式などアナログ時計を愛用する人がいるのも事実。

そうした悩みを解決するのが wena wrist シリーズで、このたび新型 wena3 が発表された。

すでに大手メディアが紹介している機能面は割愛し、初代から愛用してきた筆者なりの注目点をご紹介したい。



時計をしない人にも向いている

まず感動したのは「時計を身につける習慣がない人にも向いている」という概念が高いデザイン性で実現されたことだ。

ラバーの他レザーバンドが 2 色用意され、自然に装着できるアクセサリーと化していた。大きな有機 EL ディスプレイ部分は時計になり、LINE や SNS 等スマートフォンの通知はもちろん、Suica、iD、Edy、QUICPay の電子マネーとして機能する。

(ソニーストア銀座 4F にて撮影。)

このブラウン調がカッコよくてたまらない。担当してくれた女性スタッフは「これを身に着けてリングフィットアドベンチャーをしたい」と語っていた。たしかに女性向けの時計にも合わせやすいカラーだ。

またブラックのレザーはとてもシックでもともとレザーバンドを使っている時計にも合うだろう。

ちなみに時計のヘッドはディスプレイと反対部分の上部に装着させる。

(混雑で手元の時計を合体できなかったのだけは残念。もう一度足を運びたい)

いくら高性能なスマートウォッチが発売されても「時計をつける習慣がない」という人には大きな価値がある。

 

高級時計と合わせやすくなる

2 つ目の着眼点は「さまざまな時計メーカーとコラボしてモジュールが増える」という将来性である。wena シリーズは初代から家に眠っている時計ヘッドを装着できることがメリットだった。

(左が Paul Smith と合体させた wena wrist pro、右が初代 wena wrist)

しかし中には装着できるか買ってみないと分からない物もおおい。如何せんヘッドは無限に存在するため、どのメーカーのどのブランドがマッチするかを把握するには wena 制作チームですら限界がある。

(もちろんスマートウォッチと合体させるのもあり。Apple Watch との魔改造も・・・)

そこで今回から有名時計メーカーとコラボして、予め wena が実装されたバンドを用意してもらうという新たな試みが始動する。つまり今回発表されたメタル以外にも時計メーカーによる wena 実装済バンドが登場するのだ。

そうなればお気に入りのヘッドを時計屋さんに持ち込み、納得してからモジュールを購入できるだろう。

(バンド幅は18-24 mm で調整コマを使えば多くの時計と合体可能)

また wena が過去にコラボした有名ブランドも複数存在する。既存ヘッドを wena3 にアップデートしたり過去のヘッドをネットで探すのも楽しくなりそうだ。

(とくに beams とのコラボは今見ても信じられない程にカッコよく、これを wena3 を合わせたいと想像してしまう)



音声アシスタント搭載

3 つ目の着眼点は 「音声アシスタント Alexa の搭載だ。Suica のインパクトにかき消されて地味に見えるかもしれないが意外にこれは凄い。

アップルウォッチなら"Hey, Siri"、Android なら "OK, google" と時計に話しかけて質問に答えてもらう。これと同じことが wena で可能になる。

(スマートフォンが届く範囲であれば Bluetooth 経由で Alexa が利用できる)

返答は腕時計のディスプレイに表示可能。IoT デバイスと連携すれば外出先からエアコンの電源を入れることも可能。

もちろん屋内でも役に立ち、寝る時はラバーバンドに変えてベッドに入り、楽な姿勢で布団から操作できる。これには本当に驚かされた。

 

wena 3 発表をうけて・・・

今だから言えることもある。wena 3 が発表されると聞いて「Suica 非対応だったらどうしよう」とかなりドキドキしていた。というのも初代から「Suica があれば買う」というソニーファンや潜在的なユーザーが予想以上におおく、爆発的なヒットに一歩届かない印象が強かった。

ところが発表を受けて Suica はもちろん普段から時計をしないユーザーにもフィットネス視点でアプローチできること、時計メーカーにモジュールを用意してもらうこと、の発売を呼びかける将来性、音声アシスタント搭載など一気に未来が開けた気がする。

世界中のアナログ時計を好むユーザーに向けて輸出できるソニー自信作になり得るだろう。実際、イギリスでは事業展開されており、国内外にむけてまだまだ進化しそうだ。

発売日は 2020 年 11 月 27 日。家電量販店やソニーストア等で予約受付中。ラバーバンドモデル 26,400 円(税込)から購入可能だ。

リンク:wena

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