楽天モバイルの eSIM 再発行手数料が無料となり、急に色んな検証がしたくなってきた。
その一つがタイトルの通り Surface Pro X と楽天モバイル eSIM 回線の合わせ技で、実行したら超快適になった。同モデルは 物理 SIM と eSIM の両スロットを備えており、物理 SIM なら挿入してプロファイルを適用するだけ。
ただ eSIM はどう設定するのか簡単にまとめたので、SIM スロット付き PC や Windows PC のない人もいつの日か参考になれば幸いと思う。
手順1:Surface の eSIM を把握
まずはデスクトップ画面の「スタート」→「設定」→「ネットワークとインターネット」→「携帯電話」→「SIM1/eSIM」の順に進もう。
eSIM を選択して赤枠で囲った「eSIMプロファイルの管理」をクリック。
その後の画面では「新しいプロファイルを追加します」をタップしたあと「携帯電話会社から提供されたアクティブ化コードを入力する」を選んで進む。
すると QR コード読み込み画面が出てくるので、まずはここまでやってみよう。
手順2 : eSIM を発行する
さて、今度はスマートフォン側で楽天モバイル eSIM を用意する。Chrome や safari などのブラウザ、またはMy Rakuten アプリで「My 楽天モバイル」にログイン。
「my 楽天モバイル」→「契約プラン」→「各種手続き」→「SIM交換」の順に進む。
すると SIM カード再発行画面が出てくるのだが一つだけ注意。必ず nano SIM ではなく eSIM 再発行を選択しよう。でないと物理 SIM カードが送られてきてしまう。
(10 月 12 日より再発行が 0 円になったのは本当に喜ばしい)
再発行ボタンを押下して、メールを受信したら再び「my 楽天モバイル」→「申し込み履歴」と進んで eSIM の QR コードを表示させる。
無事に表示されたら読み込みを待機している Surface で読み取る。フロントカメラとリアカメラの選択が可能で筆者はリアカメラで実行した。
うまく読み込むと後はかんたん。 PC 内の eSIM に書き込まれて Wi-Fi 一覧の上に Rakuten のアンテナが立っているはずだ。
もはや APN の設定も不要で、接続をタップすればすぐに接続される。
操作自体はこれで完了。
2 枚入れて Dual 構成にするも良し・・・
あとはどれくらい速度が出ているか speedtest.net 等で試してみよう。楽天モバイル基地局内なら使い放題、それ以外の au パートナーエリアにいる場合は毎月 5 GB まで高速通信ができる。
(本当に無制限なのがありがたい。スマホで使い切れない人は PC で使う手段も覚えておこう)
また 5 GB を超過しても 1 Mbps (Youtube など動画が観られる程度)は使い放題となるので活用しない手はないだろう。
これで 1 年目無料、テレワークに強い Surface が出来上がった。ちなみに Surface Pro X には物理 SIM もはいる。 MVNO SIM などを入れておき、楽天モバイルが繋がらない時などの予備用に入れておけば向かうところ敵なし。
Surface Pro X に au データ Max 5G SIM入れたら何もせず動作したwwこれ通常パケットにカウントされるのかな??
あと eSIM まで搭載しているから、楽天電波切れたら物理 SIM に切り替え等もできて強すぎる((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル pic.twitter.com/WZmTI0jJzi
— Skyblue (@skyblue_1985jp) September 29, 2020
機会があれば是非試してみよう。そして 10 月 13 日、今日はなんと新型 Surface Pro X の発売日だ。
新モデルは年内にも 64 bit アプリ対応予定。実現すれば常時 4G(いずれ 5G)接続、超薄型、超時間駆動バッテリーと 三拍子揃った次世代 PC として次の 10 年を担うと筆者は考えている。
モバイル分野の一つとして、ぜひこの機会に Surface Pro X もチェックしてみたい。
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