iPhone12 Pro の SIM カード検証を続けてきたが、ここで話題を Face ID に移したい。
新型コロナウイルの影響でマスクが欠かせない中、皆さんは iPhone の顔認証をどうやって突破しているだろうか。
ググってみると「マスクをずらして顔を登録する」とか「パスコード入力に変更する」などが見つかった。しかし使っているマスクの素材のせいか、少なくとも筆者はうまく回避できない。
また iPhone をロック解除するたびにパスコードを入力するのは、例え 4 桁であっても煩わしく指紋認証のないことが悔やまれる。
そこで今回、どうすればストレスを軽減できるか考え、新しい運用方法を考えた。賛否両論あるだろうし万人にお勧めするものではない。ただ、手段の一つとして参考になれば幸いである。
iPhone のロック解除回数を減らす
例えば Twitter を見終わって iPhone を机に置いたら LINE がきた。そんなことは良くあることだと思う。この場合 2 ~ 3 分のうちに 2 度も顔やパスコードでロック解除のする必要がある。
家の中なら問題ないが、外出時ではマスクが邪魔してうまく解除できず発狂しそうになるだろう。まずはこの「即時ロック」を廃止しよう。
「設定」→「Face IDとパスコード」の順に進み Face ID を使用の項目から「iPhoneのロックを解除」と「Apple Pay」をOFFにする。
(マスク着用時は「パスコード」の方が Apple Pay を使いやすい)
そして画面を下にスクロールして「パスコードを要求」に注目。
iPhone のロック解除を Face ID に設定すると「即時」しか利用できないのに、パスコードに変更すると「 1分、5分、15分、1時間、4時間」から選べるようになる。
ここでマスクを装着した外出時間に合わせて 1 時間や 4 時間に設定してみよう。すると例えば 1 時間の外出なら、一度も iPhone のロックを解除せずに済むようになる。
しかも 1 時間に 1 回 4 桁のパスコードだけでいいのだから、今までマスクをずらした Face ID 解除に苦戦していた人は 50 % 以上のストレス軽減に繋がるはずだ。
セキュリティは大丈夫なの!?
もちろんロック解除された状態が不安な人もいるだろう。だからこの方法は基本的に iPhone を肌見放さず持ち歩くことが前提となる。
しかし仮に誰かに盗まれたとて全ての機能が使える訳ではない。例えば Apple Pay 利用時は毎回パスコードが必要だ。
(開いたまま盗まれても Apple Pay は簡単に使えない)
同様にアプリのダウンロードやパスワードの自動入力は Face ID を要求したままにしている。
Face IDによるiPhone解除をやめると、最大4時間ロック解除が免除されます。
もちろんApple Payやアプリダウンロードはパスコードやパスワードが必要。最低限のセキュリティは保ちつつ、出先のマスク着用時にも快適にiPhoneが使えます。帰宅してマスク外したらFace IDに切り替え。どうですか(;^ω^) pic.twitter.com/5hIwPwLElN
— Skyblue (@skyblue_1985jp) October 24, 2020
(一応 Twitter にも簡単な動画を UP してみた)
このように最低限のセキュリティは保ちながら、外出時の iPhone ロックは外しておく。帰宅して家族に見られたくなければ Face ID を再びオンにする。
これが筆者の思いつく限りのやり方だ。もちろん「そんなことしなくても慣れるよ」という人や「自分には怖い」という人もいるだろう。だから万人にお勧めできるものではない。
しかしコロナ以前から Face ID を活用してきた人なら、パスコードやマスクをずらした解除方法がいかに過酷で面倒か理解して頂けるはず。
あくまで筆者が最適解だと思ったやり方なので、人それぞれ新しい iPhone を快適に納得いく形で使えればいいと思う。
そしてコロナウイルスが一刻も終息することが何よりである。
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