サムスンのハイエンドを牽引してきた Galaxy Note シリーズが終了するかもしれないとロイター通信が報じている。
新型コロナウイルスによる著しいハイエンド需要の下落をうけ、 2021 年モデルは現時点で予定されていないようだ。
2021 年 1 月にも発表される見通しの Galaxy S21 には兼ねてより S ペンが対応すると噂されていたが、その理由が Note シリーズの終了にあるなら信憑性はありそうだ。
ただし仮に Note シリーズが終了するとしても、それはいい意味で Galaxy シリーズの発展と言えないだろうか。
S ペンを一般モデルに解放する戦略か!?
というのも Galaxy Note9 が発売された 2018 年から、Note シリーズはもはや伸び代がない程に完成形を迎えていた。
(Note9 では初めて S ペンが Bluetooth に対応。)
その後もカメラ性能や Samsung Dex 機能の進化、5G 対応を軸に 2019 年に Note10/10+、2020 年には Note 20/20 Ultra がリリースされた。
いずれもファンの満足度は高いと思われるが、たしかに「ペン」そのものはあまり進化していない。そう考えれば Note シリーズが終了するのも不思議ではない。
むしろこれからは他の Galaxy スマートフォンやタブレット、同社 PC さらにフォルダブル端末などに S ペン技術が解放される時期なのではないだろうか。
(日本未発売の Galaxy Tab S7+。)
(Sペンに対応した Galaxy Book Flex。韓国ソウル市内で筆者撮影)
むろんまだ噂の領域をでない話なので何ともいえないが、2021 年のサムスンに早くも関心が集まっている。
出典:ロイター
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