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【知っておきたい】円柱形WiMAX2+L01(s)のSIMカードの特性・・・

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よくWIMAX2+に関する相談を受けるのだが、その多くが契約したルーターに入っていたSIMを別のルーターに入れて動くか否かというもの。

 

ほとんどは可能なのだが、どうしても使い回しできない物がある。タイトルにもある通り、円柱形ルーターL01(micro SIM)、L01s(nano SIM)だ。



①円柱形ルーターは、持ち運び用と互換性がない

WIMAX2+といえば無制限で使い放題だし、外で利用している人が多いイメージがあるだろう。筆者も今、カフェでWIMAX2+を使って記事を書いている。

だから、持ち運べるルーター(写真はW03、WX03)を中古などで買って、SIMを入れ替えて外へ持ち運びたくなるのはわかる。

 

しかし、円柱形ルーターで契約したSIMは決して持ち運び用ルーターに入れても認識されないのだ。UQ(au)が意図的に制限をかけているのだろう。考えられる理由があるとすれば、据え置き型タイプの方が月額維持費が安いからといったところだろうか。

(写真左がHome Wi-Fi型のL01。最近はnano SIMタイプのL01sも存在する)

 

②持ち運び用ルーターのSIMを円柱形に入れ替える事は可能

ここで、「あれ?そうだっけ。友だちが持ち運び用と据え置き用でSIMを入れ替えてたけどな」という声が聞こえてきそうだ。それは恐らく①と逆のパターンだと思われる。

 

興味深いことに、持ち運び用ルーターのSIMを、逆に円柱形ルーターに入れ替えて通信させる事はできるのだ。家と外でルーターを分けたい人は契約を間違えないようにしよう。



最後に

「一人暮らしの女性をターゲットにしている」とも言われるHome Wi-Fi型WiMAX2+。筆者も以前使っていたが、受信感度が最高で、40台以上の機器を接続可能など優れた面も多い。

 

ただし、他のルーターにSIMを入れて自由に外へ持ち出すことができない。これは調べない限り出てこないし、UQとしても公に案内しないことなので、興味ある方はぜひ覚えておきたい。

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