3 月最後の週、他社に転出したいのに MNP 予約番号が発行できなかった人はいないだろうか。
ネットから手続きできない通信事業者は「電話」しか予約番号を取得する術がなく Twitter には多くの悲鳴が寄せられた。
弊社電話窓口が繋がらないとのこと、ご不便をおかけし大変申し訳ございません。年度末のお問い合わせ増加により大変混み合ってしまっております。また自動で切電されてしまったとのこと、窓口の仕様については担当部門に確認しておりますが、ご不快な思いをさせてしまい重ねてお詫び申し上げます(続く
— BIGLOBE (@BIGLOBE) March 31, 2021
(これは本当にごく一部の例であり BIGLOBE 公式アカウントの謝罪も散見される)
しかしこの問題は一気に解決を迎えそうだ。
というのも改正された「携帯電話およびPHSの番号ポータビリティ(MNP)の実施に関するガイドライン」が 2021 年 4 月 1 日から適用され、各通信事業者は Web での MNP 転出・解約手続きを求められている。
BIGLOBE モバイルが早速対応
年度末に揉めた BIGLOBE モバイルも Web 上での操作に4 月 1 日より対応した。
オペレーターによる引き留めも禁止となったため、好きなときに転出したいタイミングで MNP できる時代がやってきたのだ。
大手では NTTドコモが 3 月 24 日からオンラインでの「解約」に対応したばかり。確実に改正ガイドラインを意識していると思われる。
(基本的にショップは予約制であるため現状では好きな時に解約するのが難しい)
現状ショップでしか解約できない au やソフトバンクも追随する可能性はあるだろう。
ただでさえ新型コロナウイルスの感染拡大防止や不要不急の外出自粛が求められる昨今 Web でできることは一気に解禁してもらいたい。
出典:総務省がMNPガイドライン改正、引き止め禁止や手数料の原則無料化
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