Galaxy 5G Mobile Wi-Fi を使い始めて 12 日目。データ容量はすでに 100 GB を越えていて満足度は本当に高い。
しかし中には「どうにか本体だけ入手して au SIM を使いたい」という方もいるだろう。
残念ながら既に検証した通り au 5G/4G や povo SIM は IMEI 制限で弾かれる。BIGLOBE モバイルや au MVNO であれば問題ないが大容量の 5G を使う手立てはないものか。
そこで思いついたのが UQ モバイル。検証用にふたたび契約してきたので検証結果を書いていく。
4G は快適に利用可能
結論から書くと4G データ通信は快適に動作した。 SIM の入れ替えだけでは動作しないので、スマートフォンと同じ APN を本体から設定しよう。
(実質スマホなので APN が楽に設定できるのが何より助かっている)
21:45 頃には 94 〜 100 Mbps を受信していてバッチリの速度だ。
(ルーター自体でのスピードテストは本来できないので注意。ここではゴニョゴニョしている)
しかもどの電波を掴んでいるか参照したところ LTE B1 と B3 の CA(キャリアアグリゲーション)。もはや WiMAX2+ であるB41 を掴んでいないのには笑ってしまった。
というわけで au 5G/4G, povo が使えない以上、本家 au ブランドに遜色ないネットワーク利用ができるのは実質 UQモバイルのみと言える。
ところで肝心の 5G ネットワークは 2021 年夏に対応予定。希望的観測になるが Galaxy 5G Mobile Wi-Fi の白ロムが出回り、UQ モバイル音声 SIM を入れれば 5G に接続できる状態が整うのは 2021 年 8 月くらいだろうか。
むろん本来であれば WiMAX 5G を正規契約してガシガシ使うのが理想的。だが固定費を上げたくない人は 2,728 円の「くりこしプランM」を利用すればそこそこ大容量の通信が可能だ。
B18 (800) MHz は上級者向け
さらに B18 にも触れておきたい。 5G WiMAX では 1,100 円(税込)のオプション利用になっている同周波数帯 (800 MHz 帯)は固定すれば掴むことが判明した。
800 MHz 帯は屋内・地下・山間部など電波の入りにくい場所でもバッチリ繋がるメリットがある。
ただし Android アプリを無理やり導入した上で固定しているため、普通に利用しながら接続できるかは定かではない。少なくとも「通信設定」をスタンダードからプラスエリアに変更して使った方が B18 に接続される可能性が出てくると思われる。
まだまだ謎に満ちた部分も多いが今後も検証をつづけて分かったことを共有していきたい。
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