前回の記事を書いた直後に、6月1日からの新ポイント制度が発表された。毎月20日までの利用実績に応じて翌月からのポイント付与倍率が決まる。最高で2%還元されるのだが、ランクはLINE側が決めるという微妙すぎる仕組み。
これを不満に思うユーザーが続出しており、「想像以上にダメだった、もう使わない」という声も散見される。確かにランク付けの明確な基準は示してほしいが、それ以外にも驚いた項目があった。
①ポイント付与の制限が10万円までに改悪
なんと驚いたことに、2%のポイントが付与されるのは10万円が限度とのこと。それ以上は会計が50万円であろうと100万円であろうと付与されない事になる。
(いつの間にかこんなことに)
これは驚きを隠せない、気持ち程度(0.5%)でも還元されることに意義があるはず。QRコードを利用したキャッシュレス社会を目指すとは言え、改悪が露骨すぎるような気がしてならない。
②LINE SMART PARTYもポイント減額
これはLINEが定期的に送ってくる広告(スルーしても良い)を受信することで、毎月40ポイント貰えるサービスだった。「だった」というのは改悪されて現在10ポイントになっている。
これも終了するという噂はある(6月30日までとも言われている)のだが、特にしつこい広告ではないので続けて貰えるのならありがたい。
最後に
やはり年会費無料で一律2%という還元率は想像を絶する負担だったのだろう。生存競争が激しいクレジットカード市場で生き残ろうと思ったら、どんな大企業とて苦戦を余儀なくされる。
苦戦するのはわかるが、LINE SMART PARTYの件、更に言えば10万円越えの買い物にポイント付与されないなど改悪が露骨すぎて既存ユーザーへの印象はかなり悪い。もはやLINE PAY終了のお知らせとも言われているだけに、今後が非常に心配になる。明日のランク分けは何色だろうか・・・