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【レビュー】指紋認証とヌルヌル操作が感動的。AQUOS R6 SH-51B の進化は「カメラ」だけじゃない

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AQUOS R6がドコモおよびソフトバンクから発売されTwitter界隈が盛り上がっている。

それもそのはず。老舗カメラメーカーLEICAとの全面協業によりSHAPRへの関心が国内外で高まっていたのだ。

筆者もドコモ版を購入し1日使ってみたが全体的な完成度は期待以上である。今回は第一印象として特筆すべき点をレビューしたい。



海外スマホを凌駕する操作性

まず最初に驚いたのは今までのスマホにはないヌルヌルした操作感だ。

(画面下から上に指を弾くとTiwtterが高速スクロール。気持ちがいい)

画面スクロール、アプリ起動、検索結果、ドロワー表示といった基本操作が他社のハイエンド端末を体感速度で上回っている。

これは可変リフレッシュレート(1~240Hz)によるもので実はAQUOS R6以前から導入されている。ただし今回はいつになく安定しており人に勧めできるレベルに到達している。

ハイエンド向けチップSnapdragon888とRAM12GBの相性もあるのだろうか。まるでゲーミングスマホそのものだ。

 

(AQUOS UI。デザインはかっこよくドコモアプリが無ければ文句なし)

バッテリー持ちはライトな使い方では一日の終わり(22時56分)に70%以上残る結果となった。

一日中ゲームやカメラを使えばそれなりに消耗するはずだが、高速リフレッシュレートによるバッテリー消耗は今までに見たことない程に抑えられている。

あのAQUOSがと言ったら失礼かもしれないが、今回は海外の主力メーカーのハイエンドと互角に戦えるはずだ。

 

次世代の指紋認証が革命的

さらにその滑らかな操作性の入り口となるディスプレイ指紋認証がまた革命的だ。

(指紋マークを囲う枠の中であれば一発で認証できる)

3D Sonic Max技術が採用され、一定の範囲内であれば多少ずれても認証できるようになった。

しかも指の登録はわずか1回のタップで完了し最大5本までの登録に3分とかからない。

それでいて3D方式で安心のセキュリティが確保され、今後ほぼ間違いなく他社のハイエンド端末にも採用されるだろう。

(ちなみに2本指の同時指紋認証も可能)

よく「寝てる時に指紋取られたら突破されるよね」と言ったものだが、左右の指を1本ずつ登録すれば寝ている間でもまず突破されないのではないだろうか。



カメラは微調整が必要か

さていよいいよカメラに触れていこう。近くにある物を撮影するのは優れていて、ポートレート撮影を選択しなくとも背景が勝手にボケてくれる。

(HDR、AIがデフォルトでオンになっている)

ただし全体的に少し暗い傾向にあって、日光がない場所や薄暗い室内ではより顕著になる。

シャッターを切るまえに画面をタップすると明るくなるが、それでも次のような感じだ。

今のところ見た目に忠実でAIによる派手な着色が見られない。ただし返ってそれが「普通かな」という印象にならないだろうか。

この辺りはLEICAファンなどの声もお聞きしたいところだ。



オートフォーカスとズームは弱い

ところでオートフォーカスは少し不安定だ。およそ10cm以内の近距離では「もう少し離れてください」という表示がたびたび現れ、仕方ないので1.7~2倍ズームで撮影している。

この方法は理にかなっているという意見も頂いたのだが、意図した範囲からずれて撮影されやすい。

またズームは最大6倍まで。以下は1倍、3倍、5倍で撮影したもの。

(やはり全体的に少し暗い印象だろうか)

(これで3倍。ここまではハッキリ映っている)

そして5倍がこちら。

文字によっては乱れていて、この辺りが現実的に限界のようだ。

最近では10倍ズーム搭載のミドルスペックスマホも多く、よく遠くの物を撮る人は予算を抑えてOPPO Reno5Aなど10倍でもキレイに撮影できるスマホにした方が良さそうだ。

 

アップデートの大化けに期待

カメラは無加工、調整なしでお送りしたが、マニュアル調整や今後のアップデートによる改善に期待がかかる。

夜景に関しては素晴らしい作例がTwitterにアップされていて、もはや筆者が試し撮りに出かける必要もない位だ。

今までAQUOS端末は「カメラさえ良ければ」と嘆かれる事が多かった。

それがLEICAとの協業により克服され操作性から指紋認証まで大きく生まれ変わった。今回ばかりはサムスン、Xiaomi、OPPOと言った主力メーカーと互角に戦えるレベルに仕上がっている。

これまで目立った不具合もなく同モデルがRシリーズの転機となるのは間違いない。買い替えを検討しているAQUOSファンは堂々と購入していいと思うし、LEICAファンは7月以降に登場予定のLeitz Phone1を待ってもいいだろう。

これからもう少し使い込んでいく予定だが第一印象は上出来すぎだ。

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