Galaxy Fold が au から発表されて大騒ぎな一日だったが、輸入しようとした人たちは一気に興味が湧いたのではないだろうか。
何かしらお役に立てれば幸いなのだが、今回は検証依頼を頂いたサブディスプレイに関して率直なレビューをお届けしたい。
もはや独立したディスプレイ
レビュー動画などでみると頼り無いほどに小さいサブディスプレイはなんと 4.6 インチもあって比率は違えど iPhone6 ~ 8 くらいに匹敵する。
(インカメラにも顔認証があるためロックは即解除される)
細長い筐体に埋まっているため小さくみえているが、実際は握りやすくて使い心地も悪くない。
「開けばタブレット、閉じればスマートフォン」というGalaxy Fold のコンセプトが実現されていると言えよう。
SNS を眺めても返信しても苦にならない。極端な話だが「Galaxy Fold は開かなくても全ての操作ができる」といえるだろう。
(マリオカートなどのゲームだって何のその)
もちろん Snapdragon855, ROM 512 GB, RAM 12GB の最強スペックが裏で走っているわけで、想像を絶するほどのヌルヌル操作ができるのだ。
Galaxy Watch Active 2 に関しては閉じたままペアリングしたし大きな画面が必要でない時は閉じたままで用が足りるのはスペース的にもありがたい。
また電源ボタンを 2 度タップすることでカメラの即起動ができて、片手で本体を持ったまま写真撮影もできる。
飛行機の外をGalaxy Fold 閉じた状態でとったのですが、
開いたときの迫力すごい凄いΣ(・∀・;) pic.twitter.com/MEdAUeikF3
— Skyblue (@skyblue_1985jp) October 4, 2019
ここに挙げたのは一例にすぎず、Youtube などの動画再生や PayPay など QR コード決済による支払いなどアイデア次第で面白いことは見つけられるだろう。
逆にいまのところ「閉じたままではできないこと」を見つけるのが難しいくらいに感じている。
縦長のトレンドも先取りしている
しかも偶然なのか必然なのか、次のスマートフォンのトレンドに「縦長」というワードが到来しつつある。
Xperia 10 や 10 Plus, Xperia1 で導入されると先日 Android の生みの親アンディー・ルービンが縦長の端末をお披露目した。
New UI for radically different formfactor pic.twitter.com/Es8hFrTuxx
— Andy Rubin (@Arubin) October 8, 2019
そのタイミングに重なって日本でも Galaxy Fold がリリースされたことで「縦長来てるなぁ」という空気が流れ始めている。
というわけで Galaxy Fold は最新の流行を偶然ながら取り入れつつ、開けばタブレットという文句なしの近未来を実現させた実用性のある最高のデバイスだ。
そしておまけどころか本格的なサブディスプレイは、Galaxy Fold ライフを豊かなものにしてくれるはずだ。
どうだろう、au から買って見る気にはならないだろうか。24 万円で 10 月 25 日発売だそうだ。
Twitter をフォローする!skyblue_1985jp