OPPO Reno5 A を使い始めて一週間。
(左がRedmi Note10 Pro、右がOPPO Reno5 A)
前作Reno3 Aより高級感がありライバル機のRedmi Note10 Proと比べても外観では遜色ない。
ザックリではあるが今回は使ってみて感じたメリットさらに惜しい点をレビューしたい。
ミドル価格帯ではトップクラス
まず同モデルを語る上で欠かせないがSnapdragon765 5Gチップの採用だ。
スマホの性能を示すAntutuベンチマークは33万オーバーで、Reno5Aは一般的なミドルスペック(10~20万台)とは一線を画している。
(左が OPPO Reno5 A、右がRedmi Note10 Pro)
そのおかげでTwitter等のささいな基本アプリですら遅延は最小限で、Redmi Note10 Pro と比較しても明らかに滑らか。
そのパワフルさに加えて5G、Felica、防水・防塵対応。このコスパに対抗できる機種はほぼ皆無ではないだろうか。
よくOPPO Reno5 A と Redmi Note10 Pro のどちらがお勧めかとご質問を頂くのだが、総合的な実用性ならこの時点でストレートにReno5Aがお勧めだ。
カメラも大きく進化
まだ全てのモードを試していないが、カメラ性能もわりと好印象だ。まずは通常モードとポートレート撮影を比べてみよう。
同じ場所からポートレート撮影すると以下のような仕上がりになった。
ボケは撮影しながら調整できるので、腕がある人ならよりキレイに撮影できるだろう。
またデジタルズームは5倍、10倍まではハッキリ撮影できる。秋葉原のビックカメラに貼られた宣伝を道路の向かいから等倍で捉えたのがこちら。
ここから5倍ズームにすると、、
右下の「カメラで選ばれたい5Gスマホ」までハッキリしている。ここから10倍にしてみると、、
やはりハッキリと捉えている。10万円クラスの高額スマホには敵わないにせよ、十分すぎる結果ではないだろうか。
参考程度にRedmi Note10 Proを用いて5倍、10倍ズーム撮影。
もちろん宣伝の全体像はハッキリしているが、文字が潰れている。さらに10倍ズームでは、、、
「カメラで選ばれたい5Gスマホ」の文字が潰れてしまいReno5Aに軍配が上がった。
というわけで OPPO Reno5 A はミドル価格帯ではトップクラスの処理性能を持ちながら5G、 Felica、防水・防塵に対応している点でライバル機種に大きく差をつけている。
さらにカメラも10倍までならクッキリ映る事から、この夏のキラー端末になる事は間違いなさそうだ。
2021年のマストバイになるかも
もちろん惜しい点だってある。
液晶ディスプレイ(Full HD+)とモノラルスピーカーは Redmi Note10 Pro(有機EL、ステレオスピーカー搭載) と比べて差は歴然でエンターテイメント機としては最高レベルに達していない。
またデジタルズームは20倍まで拡大できるのだが、光学がないので酷い画質になる。
しかし価格を考えれば妥当であり、総合的に考えれば2021年のマストバイ候補といえる程に完成度がたかく、万人向けといっても過言ではないかもしれない。
(背面指紋認証センサーは爆速)
というのもワイモバイルユーザーならオンライン機種変更で21,600 円で購入できるし、回線がない人は未使用品の白ロムが25,000円相場で入手できる。
OPPO Reno5 A出品されすぎて草😂😂😂😂https://t.co/Zb4D2QeqPX pic.twitter.com/x1Lf0yUoOZ
— Skyblue (@skyblue_1985jp) June 7, 2021
Dual SIMがいいという人は後日リリース予定のMVNOモデルを選ぶ事になるが、シングルで構わない人はPixel5に近い性能がこんなにも安く手に入るのだ。
これからまた暫く使い込んでみるが、今のところ大きな不具合や致命的な欠点も見られない。
購入して後悔しない珍しい機種と思われる。