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【レビュー】au版 Xperia 1 III SCG03 は楽天モバイルで使える!嬉しいメリットを解説

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7月9日、ドコモ、au、ソフトバンクからXperia 1 IIIが発売された。

ヨドバシカメラ・アキバは朝から予約受取りの顧客で賑わっていて各キャリアコーナーは混雑している。

筆者は実機を弄っているうちに欲しくなってしまい、スタッフのお姉さんの熱心な説明に屈服。気がついたら「これください」と言い出したから完全な不具合である。。

ただしドコモ版が最安の中au版を選んだのには訳があって、今回その理由をぜひ聞いて頂きたい。



ドコモ網をカバーする

au版を選んだ1つ目の理由は「ドコモ、au、楽天モバイル」の3キャリアで活用できると推測できたからだ。まずは対応周波数をご覧頂きたい。

ドコモでの利用を考えるとバンド1、3(東名阪)28、42をカバーするが屋内・山間部・地下に欠かせないバンド19には非対応。

しかしよく見ると800MHz帯のBand26が◯になっている。この帯域はドコモの800MHzを内包するため、実質的にBand19対応と言っても過言ではない。

つまり理論値レベルの速度を気にしなければドコモやMVNO SIMでも十分に全国エリアをカバーできるのだ。検証結果がこちら。

 

楽天モバイルもバッチリ!

またBand26は楽天モバイルのパートナーエリア回線としても活躍する。実際SIMロックを解除して楽天モバイルUN-LIMIT VIを検証したらAPN設定なしでVoLTE通話、SMS、4Gデータ通信、楽天リンクの全てが動作確認できた。

さらに5Gネットワークに対応することも明らかになった。

こうしてエリアに悩むことなく3キャリアを利用できるのがau版のメリットで、ドコモ版より多少高くても購入する価値があると考えたわけだ。

 

Xperiaピュア仕様への憧れ

au版を選んだ2つめの理由はメーカーピュア仕様に近いこと。

自社ロゴ刻印がないのはもちろん、UIにはau独自アプリが一切存在していない。

 

これは視界良好。無理やり消す手間もなければバッテリーを余計に消耗する不安もない。

対してドコモ版は独自のLIVE UI、独自アプリ、iモード絵文字の強制などの仕様があってAQUOS R6で少し残念な思いをしていた。

だから約2万円高くともメーカーのピュア仕様に近く、対応周波数も多いau版を選ぶに至ったわけだ。



モバイル部門の復活に期待

それにしても今回のXperia1Ⅲはいつになく購入報告が多い。Twitterで検索すると着弾、入荷、受取りツイートが相次いでいてGalaxy S21シリーズやAQUOS R6の比ではない。

ハイエンド離れが叫ばれたりXiaomiやOPPOが低価格で高品質なスマホを次々とリリースする中でこの価格。それでも一般層に売れるのは「ブランド力」が確立された証左ではないだろうか。

XiaomiやOPPOによる安売り合戦から脱却できれば粗利益と販売台数の底上げによりソニーの描く理想的な黒字シナリオも見えてくるかもしれない。

これからじっくり触ってTwitterやブログにさまざまな検証結果を投稿していきたい。

次回:サイバーショット「カメラ」みたい。生まれ変わったXperia1Ⅲをレビュー【第一印象編】

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