6月から一律2%の還元が終わり、4段階のカラー判別制度が始まったLINE PAYカード。今までよく利用していた人でも0.5%にしかならないレッドだったり、何のポイントも付与されないホワイトになったりと嘆く人たちが非常に多かった。
筆者はなんとかグリーンを維持しているが、その基準がわからず、また10万円を越えた分はポイントが付与されないとのことで、利用をやめようかと考えていた。この状況を深刻に捉えたのか、LINE側がカラー判別の方法を見直すことになった。
①何もしなくとも0.5%付与へ改善、明確になるも1~2%は厳しい
朗報と言えるのかは人によるが、まず利用の実績に関わらず誰もが0.5%付与されることになった。これに伴い、従来0.5%だったレッドカラーが0.8%還元に改善される。
ここまでは非常に良心的に見えるのだが、ブルーカラーと最上位のグリーンカラーが非常に厄介。なんと毎月5万円以上の決済に加えて3人に送金をしないと1%のブルーを維持できず、グリーンに至っては毎月10万円以上の決済と5人以上への送金が条件となる。
②5人に送金するのは難しい
LINE PAYを流行らせようという意気込みは素晴らしいし、その一環でもあるLINEピンポンも面白いが、2%の還元率を維持するのに毎月5人へ送金するのは難しい。そもそも用事がなければ従来の銀行口座同士ですら毎月5回も利用しないだろう。
家族でお金の貸し借りをするにしても、5人以上の送金は無理に近いのではないだろうか。少なくとも筆者には無理な話なので、いよいよLINE PAYカードの利用は止めることにした。
最後に
QRコード決済を利用するとポイント還元率が増加というキャンペーンも打たれているが、もはや何をしたいのか良くわからなくなってきた。いずれにせよ、何もせず2%貰えていたものが、1%ですら難しいとなればライバルカードに切り替えられても致し方ないだろう。
QRコード決済導入にも手こずっているようで、赤字も止まらない。赤字が拡大するか、いままで以上に定着するか。あまり考えなくとも答えが出てきそうな気はする。