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サイバーショット「カメラ」みたい。生まれ変わったXperia 1 IIIをレビュー【第一印象編】

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Xperia 1 IIIを購入して2日目。15万円越えの高額にも関わらず各キャリア品薄でなかには3週間待ちという人もいるようだ。

ではその完成度はどうなのか。第一印象としてはとても良かったので1日使ってみた率直なレビューをお届けしたい。



Xperia史上最高の質感

筆者が購入したのはau版フロストブラックで、筐体の高級感はXperia史上最高といっても過言ではない。

(上部には3.5mmジャック、左側にはSIMスロットがある)

マットな背面素材にサイドが金属フレームで仕上げられ、まるでSONYのサイバーショット(RX100M5)を触っているかのような質感である。

実際ソニーのカメラ陣営がXperia 1 IIIの開発に携わっているから、そう感じても不思議ではないのだろう。

(かつて愛用していたCyber-shot RX100-M5)

6.5インチ有機ELディスプレイは21:9比率でなんと4K画質に対応。YoubuteやHuluなど対応コンテンツを存分に楽しめる。ただしGalaxyやiPhoneなどと比べると発色は少し抑え気味だ。

よく言えば肉眼に忠実、悪く言えばすこし物足りないと思う人に二分されそうだ。これは実際に実機を見てから判断するといいだろう。

そして本体右側面には音量キー、指紋認証センサー、Googleアシスタントキー、シャッターキーが並ぶ。

(こうして構えるとCyber-shotを使っているようでカッコいい)

後述するがカメラも現実離れしない仕上がりになりやすく、つねにインスタ映えする画像を撮りたい層には向かないのかもしれない。

(底面にはType-Cポート。ワイヤレス充電にも対応する)

21:9のディスプレイ比率は賛否両論あるだろう。筆者もあまり好きではないのだが、カメラとしては使いやすく結果的にSONYの納得する製品が完成しているなら、それが一番いいのではと考えるようになった。

 

今年こそ最初から本気のスペック

ここでスペックを簡単に整理しておこう。

Xperia 1 IIIはSnapragon888、ROM256GB、RAM12GB搭載のハイエンドで背面には超広角(16mm)、広角(24mm)、3DToF、望遠(70mm,105mm)のトリプルレンズを備えている。

(有機ELながら色味は見た目に忠実で明るすぎない印象だ)

800万画素インカメラ、Wi-Fi a/b/g/n/ac/ax、Felica(おサイフケータイ)、防水・防塵、120Hzリフレッシュレート、指紋認証センサー、4,500mAhバッテリー、ワイヤレス充電、Android11等に対応。

スマホの性能を示すAntutベンチマークは80万スコアを記録しており、やはりライバル他社のハイエンド機種と何ら遜色はない。

Xperia1Ⅱと比べてROM128→256GB:RAM8→12GBともに容量が底上げされ、Snapdragon888をフル活用できるチューニングに仕上がっている。

(au版は余計なアプリが一切入っていない徹底ぶりで素晴らしい)

操作感はヌルヌルサクサクでGalaxy S21 Ultra、OPPO FIND X3 Pro、AQUOS R6等のライバルと互角に戦えるレベルで、劣るところがなにもない。

詳しい人なら「リフレッシュレート120Hzのおかげでは?」と思うだろう。しかし初期設定では60Hzに設定されていて、オンにせずともじつに俊敏なスクロールやアプリ起動を見せている。

 

(とても地味な設定がXperiaの評価を二分する程に違ってくる)

120Hzに設定すると驚くほどヌルヌルした動作になって興奮するはずだ。ただしバッテリー消費に影響する事からこだわりがない人はOFFにして電池持ちを延ばすのも良いだろう。

スピーカーは左右別々ではなく本体全体から聴こえる感覚で、一般的なステレオスピーカーとは別次元だ。iPad Proのような4方向スピーカーには敵わないにせよ重低音もしっかりした高音質。

ちえほんさんが話ながら振動する!!)

さらに「ダイナミックバイブレーション」をオンにすればどんな動画も音に合わせて振動する。これから暑い夏にはホラー映画を観るのに捗りそうだ。



独自カメラアプリが素晴らしい

さてカメラに関して触れた上でいったん終わりにしたい。Xperia1Ⅱではアップデートで対応したカメラ専用アプリphoto proが今回はデフォルトで入っている。

初期設定では誰でも気軽に撮影できるBASICになっていてAIを駆使した撮影やQRコードの読み取りが可能。

(カメラ起動中にスクリーンショットを撮影した)

自分好みに設定できる完全なマニュアルやブレやノイズを抑えるオート撮影など実にいろんなメニューが詰まっていて、カスタマイズした状態で起動することも可能。

カメラ知識のない人もイチから始めれば用語に詳しくなったりり撮影の腕が上達するだろう。

天候不安定につき作例は少ないのだが、いくつかTwittewrに投稿したので宜しければご覧頂きたい。

というわけでザックリと第一印象を述べてきた。SONYのカメラ部隊が本気でスマートフォン事業に本気で携わっている事が外観レベル伝わってくる。

ただし如何せん2日目なのでバッテリー持ち、ゲームの操作性、4K動画撮影、AF追尾撮影の使い心地は評価するに至っていない。今後もう少し使い込んだらカメラの作例などとともに改めてレビューをアップする予定だ。

それにしても使っていて心地良い。急にVAIOのPCが欲しくなったり、SONY製品に統一したくなるくらい本気のSONYを見ている気がする。

続き:Xperia 1 Ⅲ レビュー丨発熱やバッテリー持ちは!?メリット・デメリットを解説

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