エポスカードは電子マネーチャージにもポイントが付与される数少ないクレジットカードの一つなのだが(Suica、Edy、スターバックスカードなど)、還元率は0.5%で決して高くない。
JR VIEWカードでモバイルSuicaにチャージすれば1.5%のポイントが貯まるため、それに敵うものはないと思っていたら、エポスカードゴールドに思わぬ力が隠されていた。
①選べるポイントアップショップという制度
以前にも書いたが、エポスカードにはよく利用するお店を3つまで登録できる。そこで決済すると還元率が3倍になり還元率が1.5%に跳ね上がる。
ゴールドカードおよびプラチナカード会員である必要があるのだが、ゴールド会員は年会費無料なので非常にお勧め。審査もそこまで厳しくないはず。
そのショップリストに、いつの間にか「モバイルSuica」が追加されているではないか。気づかなかっただけなのか、これには驚き。例えば2万円チャージしたら300円戻ってくる計算だ。
②家電好きにも、家計にも助かる膨大な提携先
筆者のようなガジェット好きには嬉しいApple Store、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機、Sofmap、Edionなど量販店で決済しても1.5%還元される。
もっと家計に助かるのはスーパーやコンビニとの提携も充実している点だ。食品から日用品まで幅広くカバーできるだろう。そして貯めたポイントは商品券にしたり、エポスカード・プリペイドにチャージして現金として使ったりできる。
(マルイ商品券、VJAギフトカードなどにも交換できる)
1.5%に設定すると、驚くほどにポイントが早く貯まる。年間100万円決済すると1万円分ポイントが貰えるため、何気にバカにできない還元率を誇るのだ。
③諸刃の剣、自分で決めたい限度額・・・
還元率目当てに使いすぎてしまうのが最も恐ろしい。生活費に充てるなら利用限度額を自分の中で決め、いくら利用したか常に把握する必要がある。
例えば筆者は、Suica上限である20,000円までチャージしたら、その月はそれ以上カードでチャージしないようにしている。使いすぎて後からリボ払いにするようでは、利息が発生して本末転倒になってしまうのがクレジットカードの怖い部分。
(今はオワコンと言われるようになったが、モバイルSuicaチャージはLINE PAYカードなど、銀行残高から即引き落ちるデビットカードも併用している。)
最後に
やっぱりエポスカードは素晴らしい。日本の各地にATMがあり、繰り上げ返済をしようと思ったらすぐに完済できる。リボ払いに関しても毎月の支払い額を自由に決められるため、自由度が非常に高いのだ。
マルイで買い物する人ならもちろん、買い物しない人でも生活を快適にするツールとして持っておきたい一枚だ。