2018 年頃からディスプレイ内に指紋認証を搭載するスマートフォンが増えてきた。
ところが登録した場所を把握するのが難しく物理センサーのようなスムーズな認証はなかなか難しい。
(画像はディスプレイ指紋認証を搭載した Mate20 Pro。2018年香港にて筆者撮影)
しかも 2D 認証は突破されやすくセキュリティにも課題が残っていた。
そこで期待されていたのが 3D Sonic Max と言われる技術で、なんと本日発表された AQUOS R6 に搭載された事が明らかになった。
すでに多くのメディアが取り上げているので AQUOS R6 の詳細は割愛し、あくまで指紋認証の話に特化する。
2本指の同時登録が可能に・・・
すでに多くのメディアが取り上げているので AQUOS R6 の詳細は割愛し、あくまで指紋認証の話に特化する。
3D Sonic MAX は 2019 年にQualcommが発表した技術で従来よりも指紋認証用のスペースが 17 倍広くなる。
(Qualcomm 公式 Youtube より引用)
つまりある程度の範囲内であればどこでも指紋認証できるため、具体的な指紋認証の位置を忘れても大丈夫。
デモ機を体験する海外Youtuber のレビュー動画がわかりやすいのでぜひご覧頂きたい。
Qualcommによればスマートフォンだけでなく医療や IoT レベルでの幅広い導入が期待されていて、SHARP AQUOS R6 はこの驚くべき技術を搭載した世界初のハイエンドと言えるだろう。
しかも驚くべきことに登録した2本の指を並べて認証することも可能で、超音波式のメリットを最大限にまで高めている。
LEICAカメラ搭載で話題の AQUOS R6 だが、それを上回る程のぶっ飛んだ機能も兼ね備えているのだ。
もちろん世界シェアの高いサムスン、OPPO、Xiaomi なども追随してくるだろう。だからこそ LEICAと3D Sonic MAX 武装した AQUOS R6 はSHARP のハイエンド巻き返しをかけた勝負になるかもしれない。
こんなに実機が楽しみな端末は久しぶりではないだろうか。
リンク:AQUOS R6
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