前評判が良かったXiaomi Mi11 Lite 5Gを購入したら本当にビックリする出来栄えだったので、今回は取り急ぎ第一印象編としてレビューをお届けしたい。
またいい機会なので今年前半に大ヒットしたXiaomi Redmi Note10 Proと比較してそれぞれのメリット、デメリットをお送りできればと思う。
ムダのない筐体が独特
筐体それ自体は事前に宣伝されていた通りの出来栄えで、改めて驚いた事はない。薄くてカメラ部の出っ張りが最小限、それでいて背面がフラットである事からSNSでは「ぺったんこ」とも評されている。
そうした特徴がXiaomiの独自性を生み出しており、眺めているだけで新鮮。丸みを帯びたデザインの多いOPPOとはデザインにおいて大きな差別化になっている。
筐体は3.5mmジャックも排除される程に薄く4,500mAhのバッテリーが詰まっているとは思えない。
Redmi Note10 Proと背丈はほぼ同じでカメラ部分が控えめ。
(Redmi Note10 Proと比べて背面に丸みがなくカメラ部分がシンプル)
薄くて軽量であるために片手で好きな位置を好きなようにグリップできる。つまり聞き手に関わらず操作性はバツグンだ。
指紋認証センサーはマスクが欠かせないコロナ禍では非常に助かる存在で5本まで登録可能。左右の親指と人差し指を登録しておけばバッチリだ。
またFull HD+の有機ELディスプレイはライバル機種のOPPO Reno5 Aに勝った画質であり動画と音楽を高画質、高音質で楽しみたい人はRedmi Note10 ProやMi11 Lite 5Gを選んだ方が良さそうだ。
簡単に触れたが外観と質感に関してはカタログレベルを裏切らない感想だ。
さて肝心の中身に触れていくと「これこそがミドルスペックの頂点だろう」の一言に尽きた。ライバルのOPPO Reno5 Aと同等のヌルヌル感なのだが90Hzのリフレッシュレートは明らかに滑らかさで勝っている。
またRedmi Note10 Proと比較した場合、ヤフーやTwitterアプリ起動などの基本操作こそ変わらない。ただし表示される情報量が多くなった時に微動だにしないのがMi 11 Lite 5Gで、やはり今までのミドルスペックとは一線を画している事がわかった。
(ちなみにフィルムは最初から貼られている)
実質的なハイエンドに近い操作性、ヌルヌル感で43,800円ならば10万円クラスのハイエンド離れが加速するのは至極当たり前と考えてしまう程である。
やはりSnapdragon780GとSnapdragon690Gには見えないようで大きな差があったようだ。RAM6GBの処理能力は凄まじいようだ。そしてROMは128GBある事から