SHARPは9月24日、最新スマートフォンのAQUOS Zero6を発表した。
スペックはSnapdragon750G、ROM128GB、RAM8GB搭載のミドルスペックで6.4インチの有機ELディスプレイを搭載する。
(ソフトバンクでも発売予定)
4800(標準)+800(広角)+800(望遠)3眼カメラ、1280万画素インカメラ、防水・防塵、Felica(おサイフケータイ)、Wi-Fi a/b/g/n/ac、Android11等に対応する。
zeroの名に違わぬ軽量(146g)で4,010mAhのバッテリーは好印象。またPixel以外のキャリアスマートフォンではnano SIMの他に初めて「eSIM」を搭載した。
現時点では同時待受(DSDV)の可否は不明だが選択肢が増えたのは歓迎だ。
「ミリ波」には非対応か
ところでAQUOS Zero6は一部報道で「ミリ波」対応と案内されていた。
だがKDDIが今日発表した対応周波数表で「AQUOS Zero6」を参照するとミリ波に該当する28GHz帯のn257には◯が印がない。
またNTTドコモのプラチナバンドB19(800MHz)も今回から非対応になった。
ではソフトバンク版はどうだろう。同じくAQUOS Zero6の対応周波数を見ると「ミリ波」のn257には◯印がある。
その代わり「eSIM」表記がないから「ミリ波」と「eSIM」のどちらかをキャリアが採用している可能性が浮上した。
そしてドコモB19にはやはり非対応。どうやら今回はドコモから発売しされない理由でB19が非対応になったようだだ。SHARPはこれまで他社の周波数にしっかり対応してきた実績があり、直近ではソフトバンク独占のLeitz Phone 1ですら4キャリアに対応するなど配慮をみせた。
10月1日のSIMロック原則禁止にともないSIMフリーで販売される。このタイミングで他社を排斥するのは同社にとって得策ではないはずだ。
リンク:au
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