iPhone13 Pro│13 Pro Maxがかつてない程に品薄になっている。
アップルストア、家電量販店などいずれも完売で次回入荷の見込みが立っていない。一体どんなことになっているのだろうか。
アップルストア版が高値で取引される
ここでまずアップルストアおよび家電量販店のiPhone 13 Pro Max販売価格をご覧頂きたい。
128GB 134,800円、256GB 146,800円、512GB 17,0800円、1TB 194,800円のラインアップとなっている。
これらが主に海外輸出系買取ショップで次の価格で取引されているのだ。
iPhone13 Pro Max高騰が止まりません。過去に例をみない入手困難になってます。SIMフリー版買取価格(汗) pic.twitter.com/mVWHjST2Ct
— Skyblue (@skyblue_1985jp) October 8, 2021
その差額は衝撃である。128GB/256GB +27,200円、512GB +11,200円、1TB +12,000円。
モデルによって異なるにせよアップル価格より27,200円も高く買われている。
これでは手に入らない。半導体不足などが原因と言われて久しいが、やはりアップルの存在力は日本国内だけでなく世界的に健在であることを痛感させられる。富裕層を中心にいますぐにでも欲しがっている訳だ。
さらに3年ぶりに1ドル114円を記録した円安が追い打ちをかける。ドル建てで日本から買うiPhoneが安いと分かれば、海外のバイヤーが日本のiPhoneを狙いに来る。
キャリア版は超絶高い
では「契約が必要なキャリア版を買えばいいじゃないか」と思うだろう。開封されて転売対策にもなるしPro│Pro Maxの在庫は多少なり残っている。
(10月9日のヨドバシアキバ在庫)
しかしもっと恐ろしいのはキャリア版のiPhone価格だ。またPro Maxの価格を見ていこう。
ドコモ | au | SoftBank | |
128GB | 142,560円 | 156,995円 | 157,680 |
256GB | 182,160円 | 170,945円 | 172,080円 |
512GB | 213,048円 | 198,965円 | 200,160円 |
1TB | 243144円 | 226,870円 | 228,240円 |
(楽天モバイルはアップル価格なので割愛)
MNP20,000円割引を適用させてもまだアップルの方が安い。Pro Max 1TBに至ってはドコモとアップル間で49,000円も違うのだ。
しかもiPhone13シリーズはどこで購入してもSIMフリーで異なるのは本当に価格だけ。だからアップルストア版がまっさきに完売する。
(残価設定プログラムの導入で実質レンタルでないとお得にならなくなった)
そしてあまりに価格差のあるキャリア版は、この品不足の中でもしぶとく残っているとも考えられるのだ。
待ってアップル版を買おう
ではどうすればのいいかと言えば気長に待つことだ。昨年のiPhone12 Pro│Pro Maxもしばらく品薄になったが、年明けには出揃った記憶がある。
アップルオンラインなら予約購入が可能で、最近ではペイディーによる分割払いもできる。そしてキャリアでの購入は絶対に避けた方がいいだろう。
(ドコモも残価設定型プログラムだと割安)
なぜなら来年もまた買い換える場合、買取ショップはアップルストア価格を基準に買取価格を設定するからだ。アップル価格より数万円高くても、それはべつに特別なiPhoneではない。
それでも構わないのなら何も言わないが、これだけ違ってくると戦略的に購入・売却をしていきたいところだ。そしてこのiPhoneの取引価格、とにかく異常である。。
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