過去に2回ほど書かせて頂いたau povo2.0の不具合の件だが、もはや取り返しのつかない事態になっている。
時が経過して分かってきたのは「新規契約」で回線を作った人は何ら問題がないこと。しかし本家au、UQモバイル、povo1.0から移行した人はいまだトラブルが解決できていない。
サポート体制が機能せず
povo2.0は当初チャットサポートが用意されていた。しかし人員が足りず接続待ちは常時150人をこえ待てど暮せど繋がらない。
諦めて翌日トライするもオンラインサポートを待つ人は増えるばかり。それもそのはずでKDDIは事態を掌握せず新規受付停止などの措置を取らずにいる。
その結果、トラブルが解決しないまま新規ユーザーが増える。その新規ユーザーの中でまた問題を抱える人が出てきてキャパシティーオーバーとなったのだろう。
結局、質問のある人は「スタッフからの返信を待つ」という形式に変わった。筆者の場合、認証コードが飛んでこずログインできない症状を相談したかった。
今日のドコモは明日のKDDI
さて、問い合わせから4日も経過して回答が来たのだが悪い予感が的中した。
povo2.0、10月10日に問い合わせた内容にいま返信が来ました。しかもすでに試した事を提案されて解決しない😂 pic.twitter.com/LSP25q6XUM
— Skyblue (@skyblue_1985jp) October 14, 2021
筆者がすでに試したことを試すようテンプレート通りの回答が返ってきた。それでダメな場合はどうするといった提案もなく、再び回答を得るにはまた数日待たねばならない。
会話形式のはずが一問一答のようになり本当にシステムとして破綻している。もはや「安いから仕方がない」といった次元ではないのだ。
povo2.0は有料トッピングなし/有効期限切れで、180日間経過すると順次利用停止になります。
利用を再開するにはどうしたら良いのかpovoのサポートに問い合わせた所
回答:わからない。180日後に聞いて
うん・・・。https://t.co/BQBnr5Lfly pic.twitter.com/654tJVTEwi
— 格安SIMの管理人@格安スマホ (@kakuyasu_sim_jp) October 14, 2021
(意味不明な回答が得られるケースも散見される)
幸いにも180日間の放置で自然解約できるから筆者の場合は問題ない。けれども消失させたくない電話番号でauやUQモバイルから移行してきた人はどうするのか。
昨日続くNTTドコモの通信障害が問題となっているが、こうした腫瘍を放置すれば次はKDDIに同様のことが起こるだろう。そしてこの問題、一体どこへ向かうのか皆目検討もつかない。
Twitterをフォローする!@skyblue_1985jp