昨年からクレジットカードのタッチ決済が新しいキャッシュレスとして急速に広がっている。
コンビニ、スーパー、飲食店、美容院、百貨店などで波のようなマークを見かけないだろうか。
Suicaのように軽く触れるだけで決済できる便利なもので基本的にチャージする必要がない。
店員さんにカードを渡す必要もなければ、レシートにサインする必要もない。従来のクレジットカードの役割を果たしつつ、スピーディーな少額決済での注目が高まっているのだ。
そして今、VISAタッチは乗車券代わりとしても導入が相次いでいるのだ。
西日本であいつぐ実用化
京都の丹後鉄道は、2020年11月からVISAタッチを乗車券として導入。
世界中の観光客が訪れる京都。現金を持ち合わせない外国人観光客も、両替したり窓口で切符を買うことが無い。
これにより通訳できるスタッフや両替所を配置するコストを抑えられるのだ。また利用客の多い鉄道も動いている。
大阪府の南海電気鉄道、泉北高速鉄道はVISAタッチの実証実験を開始。なんとVISAカードで改札がひらく。
タイのバンコクの地下鉄で使ってみたので、イメージ映像としてご覧頂きたい。
エポスカードで地下鉄に乗るだけの動画(´・ω・`)
やっぱり少し遅いかな💦💦 pic.twitter.com/BVgY69p3Lt
— Skyblue (@skyblue_1985jp) May 14, 2022
そして5月25日には福岡県の西日本鉄道、5月30日には岐阜県の長良川鉄道がVISAタッチの導入を発表。
Visaのタッチ決済、長良川鉄道に導入 https://t.co/pKdoW4G5SV pic.twitter.com/d1ayjTtxPE
— Impress Watch (@impress_watch) May 30, 2022
ということは、まだ着々と準備を進めている鉄道があっても不思議ではない。
電車が使えるならバスも使える
鉄道だけでなくバス会社も興味津々だ。
VISA公式サイトには、VISAタッチを導入しているバス会社が既にこれだけ並んでいる。
鉄道もバスもこの春から開始した会社ばかりで、これから全国的に広がっていくことが予想されるのだ。
海外では当たり前に普及していながら「日本のラッシュには対応できない」と悲観的に見られてきたNFC決済。しかし、あくまでも従来の交通系ICカードを主体とすることで、利用者の利便性拡大に繋がるのかもしれない。
使いすぎが怖い人はデビットカードにして持ち歩けばいいし、Google Pay、Apple Payにも対応すれば、今まで通りスマートフォンで通過することもできるだろう。
買い物、乗り物、その次は何に使えるようになるだろうか。今年はVISAタッチがとても熱い。
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