円安が止まらない。ドル円相場は1ドル144円台を突破し、様々な物が値上がり続けている。
日本時間未明に発表されたiPhone14シリーズも例外ではなく、アップル製品はもはや贅沢品の領域だろう。しかし、そうした状況でiPhone SE 第3世代の相場が下がり続けている。
(5Gに対応したiPhone SE 第3世代)
中古PC・白ロムでお馴染みの「じゃんぱら」では未使用品が38,980円で販売中。9月8日時点の在庫数は1000台以上。いったい何故下がり続けているのか考察していきたい。
需要の頭打ち?第2世代SEでお腹いっぱい
iPhone SE 第3世代の相場が下がり続けている理由、その主たる要因として「前作iPhone SE 第2世代が売れすぎた」ことが挙げられよう。
同モデルは2021年6月~2022年3月の期間、全国のキャリアショップや家電量販店で盛大に一括1円セールが行われた。
この全国的かつ長期間の施策でiPhone7、8ユーザーの多くが第2世代 SEに乗り換えた。白ロム市場には未使用品が溢れかえり、回線契約をしたくない人も関節的にセールの恩恵を受けた。
つまり4.7インチiPhoneは人気が高いものの、必要としていた人はすでにiPhone SE 第2世代を買ってお腹いっぱいなのである。サブ機としての需要を狙うにせよ、この価格帯では厳しいらしい。
iPhone14発売前、バラマキが再び
第3世代の価格が下落している、もう一つの要因は「バラマキの再開」だろう。iPhone14発表を控えたじつは8月下旬頃から、家電量販店等でSE 第3世代がふたたび一括1円になり始めているのだ。
(ブレているが9月1日~9月5日のヨドバシカメラ案件)
1円でゲットした人たちは、未使用品のまま白ロムショップに売却。在庫が急激に増えたショップは需要と供給のバランスを考慮して販売価格を下げていると思われる。
このまま一括1円セールが続けば、未使用品価格は32,800円前後まで下がるかもしれない。いまアップルストアでは64GBモデルは62,800円。もしかすると3万円近くも安く買える日が来るかもしれない。
しかし安くなりすぎれば中国など諸外国のバイヤーがこぞって買いにくるため、もし狙っている人がいれば今後の価格変動しておこう。当ブログでも動きがあればまたお伝えしたい。
リンク:「じゃんぱら」通販サイト
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