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【速報】国内版 Galaxy Z Fold4 │ Z Flip4は全キャリア周波数に対応と判明

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9月8日、NTTドコモとKDDIはサムスン最新フォルダブル「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」の取り扱いを発表した。

(画像はKDDIキャンペーンサイトより引用)

予約は本日より開始され、発売日は9月28日。前作とあまり変わりがないと言われる2機種だが、国内モデルに関しては今までになかったスペック変更がなされている。



キャリアモデル初、全周波数に対応

まず特筆すべきは「全キャリアの周波数」に対応したこと。NTTドコモが公開する対応周波数表によれば、これまで非対応だったソフトバンク向けBand8、au向けB18に対応。

SIMロックも施されておらず、例えばドコモ版を購入した人が将来au、ソフトバンク、楽天モバイルに乗り換えても周波数的に問題なく利用できる。

日本はメーカーとキャリアの結びつきが強く、特定キャリア以外の周波数には対応しない傾向があった。しかし総務省の指導も手伝って、2022年にはソニーがこの制限を撤廃。

ライバルのギャラクシーも続いたと思われる。KDDIは9月8日時点で周波数を公開していないが、高い確率で合わせてくるものと思われる。

 

シリーズ初のeSIMにも対応

さらに注目すべきは「eSIM」にも対応したこと。今まではドコモ版はドコモSIM、au版はau、UQモバイルSIMで運用する他なかったのだが、今回はドコモ+au、au+楽天モバイル等の同時運用が可能。

(海外版はnano+nano or eSIM仕様)

これまでDual SIMは海外版を輸入する他なかった。しかし海外版にはFelica(おサイフケータイ)が無かったり、国内では修理が難しい等のデメリットも抱えていた。

Galaxy Z Fold4│Z Flip4がDual SIM対応になったことで、Dual SIM海外版とおサイフケータイ付き国内スマホを2台持ちしていた人は1台にまとめるメリットに恵まれた。

 

キャリア制限の少ないau版が買い?

とは言ってもNTTドコモに関しては相変わらずドコモロゴ、自社絵文字の強制、不要アプリのプリインストールが半端ではない。

auに関してはこの辺りの制限がほとんどなく、まるでグローバル版のような仕上がりになっている。カメラシャッター音が消せないデメリットは残るにせよ、国内で修理できる安心感を鑑みれば落とし所と言えないだろうか。

今回のアップデートでGalaxyの存在価値はグローバル版に近づいた。あとは家電量販店やGalaxy Harajuku等でSIMフルーモデルの購入が可能になれば言う事ないだろう。

ドコモ版、au版ともに9月29日に発売される。

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