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NTTドコモ、Androidスマホで劣勢に?絵文字、パケ詰まり、問題山積・・・

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NTTドコモがAndroidスマホで劣勢になるかもしれない。

すでに書いた通り、同社のロゴ、絵文字、独自アプリがユーザーに敬遠されている。

20年前の全盛期はiモード搭載のドコモロゴこそ羨望の眼差しだった。いまやそんな時代とは程遠い状況で、ブランド力が弱体化している証左と言えるだろう。

そしていま、ドコモユーザーが他社に乗り換える素地が整っているのだ。



ラインアップが少ない

ドコモがAndroidで劣勢になりそうな理由、ひとつめはラインアップが少ないこと。同社は2020年以降、Pixelシリーズをいっさい扱っていない。

(このままでは主力がiPhoneになりかねない)

さらにXiaomiやOPPOなど旬のメーカーも採用せず、現在はシャープ、ソニー、サムスンの3社でほぼラインアップを固めている。

以前はPixelも中国メーカーも扱っていたが、Pixelは販売不振で採用中止。中国メーカーは過去にZTE AXON M、Huawei P30 Proをリリースするも米中貿易摩擦の影響で伸び悩み、リスクを懸念して採用を中止した可能性が高い。

では他社はどうだろう。ソフトバンクは認知度の高いXiaomiを取り入れたり、挑戦的なBALMUDA Phoneを採用するなどユーザーを飽きさせない。

(Razr 5Gなどマニアック商品も投入している)

さらにPixelシリーズで構成をかけるなど、価格はさておきGalaxyさえ揃えば文句なしのラインアップである。KDDIに関してはOPPO、Xiaomi、Pixel、Galaxy、SHARP、ソニーと絶妙のバランスを揃えている。

ずっと同じメーカーしか使わない人はドコモでいいのかもしれない。しかし、世界のトレンドに合わせて新しい機種を試したい人はラインアップに物足りないはずだ。

 

多くのスマホがドコモの電波に一部非対応

こうしてドコモの独自仕様やラインアップに満足できないユーザーは、キャリアの関与しないメーカー直販のスマートフォン、いわゆる「SIMフリースマホ」を探しに出るだろう。

家電量販店を見渡せばOPPO、Xiaomi、Motorolaといった世界的なブランドをはじめ、今年はNothing Phone (1)、Zenfone9といった大ヒット商品も出現。

 

まさによりどりみどりで、ラインアップ問題はこれにて解決。。と思いきやここで別の問題が出現。なんとSIMフリースマホのほとんどがドコモの周波数 5G n79と4G B21に非対応。

つまりSIMフリースマホでは同社のネットワークを100%発揮できないのである。

もちろん主要4Gである 2100MHz帯、1800MHz帯さらにプラチナバンド800MHz帯はカバーするため、圏外エリアが多発するようなことはない。

(n78エリアではPixelで5Gを受信可能)

しかし5Gに関してはn79を中心に構築されるエリアもあり、これがないと将来的にKDDI、ソフトバンクに比べて5G体験が大きく劣る可能性も否めない。

ドコモの独自仕様が嫌でSIMフリーを選ぼうとしても、今度は電波問題に悩まされることになるのだ。



追い打ちをかけるパケ詰まり問題

このようにドコモ独自仕様だけでなく、そもそもラインアップが少ないこと、さらにSIMフリー市場における周波数問題をきっかけに、ドコモはAndroidユーザー離れを起こしかねない。

「ならばiPhoneにすればいい」という声も聞こえそうだが、じつはそう単純な話でもないのだ。

というのも2021年以降、パケ詰まりが大きな問題になりドコモも公式にこれを認めている。

(パケ詰まりに関しては「すまほん」さんの記事を参照)

あれから1年以上が経過しているが改善の兆しはみえず今日に至っている。

同社にはただでさえ、ワイモバイルやUQモバイル等の小回りがきくサブブランドがない。ahamoはあくまでNTTドコモであり1,000円以下のプランはない。

(ドコモショップでMVNOの取扱いもあるが通信速度はサブブランドに劣る)

奇しくも2022年は40年ぶりの物価上昇に見舞われた。家計の見直しで1,000円以下のプランに乗り換えながら、ドコモにはないラインアップを求めてユーザーが流出する懸念は否めないだろう。

そしてその流れはとくにAndroidユーザーに集中すると思われる。

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