ワイモバイルは新料金プラン「シンプル2 S/M/L」を発表した。
(適用開始は10月が予定されている)
4GB、20GB、30GBの3プランより選択可能で、2回線目以降は家族割適用で1,100円OFF。
家族割とは併用できないがソフトバンク固定回線があれば回線数に応じて1,100~1650円割引。月額料金をPayPayカードで支払うと毎月187円安くなる。
またM/Lプランを契約して「おうち割光セット」と「PayPayカード割」を揃えた場合、1GB以下の月は1,078円に収まるようになっている。
LINEMOとの差別化が顕著に
もう1つ気になるのがデータ制限の導入だ。現行ではデータを使い切ると300Kpbs、M/Lプランは1Mbpsで使い放題。
しかし新料金プランでは規定容量の半分(Sプラン 2GB、Mプラン10GB、Lプラン15GB)に達すると低速128Kbpsに制限されSNSチェックすら厳しくなる。
ワイモバイルが割高な理由はショップサポート付きという点が挙げられる。
サポート不要で1ヶ月3GB以下、または固定回線が要らない人はオンライン専用ブランド「LINEMO」に移行すると料金面で納得できそうだ。
ソフトバンクはお金に余裕のある人をメインブランドで取り込み、学生や高齢者など所得が低い人をサブブランド、低価格重視をLINEMOで取り込んでいる。
この構図はKDDIの「au・UQモバイル・povo」やNTTドコモの「eximo、ahamo、irumo」にも見られ、大手三キャリアの新体制が整ってきた。
とりわけクレジットカード割引の導入が顕著で、各社とも経済圏拡大の動きに拍車がかかりそうだ。
リンク:ワイモバイル