Galaxy S8から実装された、Dexという機能をご存知だろうか。別売りのステーションにGalaxyをセットしてTVへ出力するとPCのようなデスクトップモードが出現する。これがあればPC不要とも言われていたのだが・・・
如何せん、その別売りのステーションを買ってまで試そうとは思えなかったのだ。1万円以上するし、ステーションを持ち歩くのも面倒。だがNote9は、ステーション機能を実装しておりケーブルをテレビに挿せばすぐ使えると聞いていた。これは検証せずにはいられない。
①まずはUSB-Type C to HDMIケーブルを用意、予算2,000円台
さて、USB Type-CをHDMIに変換するケーブルなのだが、そう簡単に売っている物ではない。MacBook用の物が2,500円くらいで存在していたが、Androidで併用できるか不明だったので避けた。
結局ヨドバシカメラで2,780円のケーブルを購入。これをテレビに接続したところ、ミラーリングするか、Dex Stationの利用を開始するかを選択できる。
(画面共有は単純に手元作業を大画面に映し出す、ミラーリング機能になる)
さっそくDexを開始すると、レビュー動画などで観た事のあるDex UIが登場。
(映しながらも、端末側では別の作業をすることができる)
②Note9の本体がマウスとして利用できる!!
まだこの時点では、「さすがにBluetoothマウスがなければ、何もできないよな」と思っていたのだが、なんとNote9の本体をポインターとして利用できるではないか!これには感動した。
マウスと化したNote9を使って、とりあえず内部ファイルをいじる。撮影した写真を楽しんだり、スライドショーをSペンだけで動かしたり、全く新しい体験を楽しめた。
アプリ一覧を開くと、Note9側に入っているアプリが一通り表示される。もちろん、各アプリを開いてTwitterやChrome、Youtubeなどを大画面で楽しめる。Microsoft OfficeがあるためPowerPoint資料を入れておけば、本当にその場でプレゼンが出来てしまうのも素晴らしい。
まさか、ここまでとは思わなかった。Webでの調べ物、SNS、Microsoft Officeを使った事務作業、動画鑑賞などPCでやるような事が一通り全てできてしまうのだ。Twitterに簡単な動画をUPしたので、宜しければご覧いただきたい。
DeX機能こんな感じ(*´ω`*) pic.twitter.com/oDs8wk6psk
— Skyblue (@skyblue_1985jp) 2018年8月28日
最後に
iTunesをインストールできないとか、もちろんWindowsやMACには及ばない。しかし、人によっては本当にPC代わりになるだろうし、出先でPCを出さなくともプレゼンを行うことは実現味を帯びてきた。
これまでも別売りのステーションを買えばできた事だが、Note9とケーブルだけで気軽に利用できる点が非常にスマートだ。それもビジネスだけでなく、みんなで集まって旅行の写真を楽しむなんていうプライベートなことも簡単にできる点で、スマホが進む次の一歩を具現化されているのではないだろうか。