今週月曜日に入手して、4日ほど触ってみたのだがスペック上の数値からは見えてこないNote9の魅力がジワジワと実感できるようになってきた。
前回までは「大型バッテリー」、「小さな点の改善」、「Dex機能が素晴らしすぎる」などの点を挙げたが、+αで画面の大きさやカメラにおいてNote8より圧倒的に優れていると感じる部分が出てきた。あくまでも主観的な話なので、もちろんNote8が劣っているわけではない。
①S9+まで縦長だったディスプレイが改善
まず最も大きいポイントがこれ。縦長すぎるディスプレイが好きになれず、iPhoneXもNote8もすぐに手放した筆者。Note9は横幅がしっかりしたiPhone8 Plus、OPPO Find Xと同等になっており、Galaxy S9+よりも幅が広い。
(Note8、S9+はiPhoneより若干細く、縦長感が目立っていたが今回の6.4inchで改善)
これによりメモを取る幅も広がり、理想的な6.4inchが実現された。いよいよXperia Z Ultra難民の移行先に相応しいと言えそうだ。
②カメラも圧倒的に進化していた
トリプルレンズではない時点で、今年のカメラ競争はP20 Proに軍配が上がったと以前の記事に書いた。これは変えようのない事実だが、それでも抗うNote9。8にはなかった点がけっこうある。
・セルフィーもポートレート撮影対応
・スーパースローモーション撮影
・F値1.5まで抑えた暗所への挑戦とAI搭載
・撮影に失敗しても修正できる
③文句のつけようがない完成度
今回、Note9はサプライズが全くなかったという酷評があった。確かに進化の仕様がないと言える程に優等生な端末であり、これ以上やりようがない。だがノートシリーズを長く使っている側としては、細かい進化こそ嬉しいものだ。
(唯一惜しいといえば、ケースがパンツ型でダサい点。これはカッコいい物を探すしかない)
繰り返しになるが、申し分ない大容量バッテリー、iPhoneに劣らぬステレオスピーカー、指紋認証の改善、内部容量の底上げ(128GB)。これらだけでは、買い換えるに値するか、正直判断できなかった。
だが、そこに+αで縦長を脱したディスプレイ、カメラ機能の改善が加わるとNote9全体が引き立てられる。恐らく日本でリリースされるとしたら当然ながらFelicaとフルセグが追加されるだろう。
(スターバックスで差を付けろ!キモいと思われたら勝ちだ!!)
まだ検証できていない点はあるが、ここまででもう買い換えを確定させる要素が満載だ。この秋、ぜひ検討してみたい一台だろう。