昨日レビューした Xiaomi Mi 10 Lite 5G をもって、5G を受信できる au Ueno に行ってきた。
前回、9 GB で制限がかかって 苦言を呈したが、今回はおおきな問題もなく検証できたので結果を記録したい。5G の可能性と課題について見えてきた。
下り 1.3 Gbps を記録・・・
au Ueno は 1F がカフェと Galaxy や Xperia といったスマートフォンが展示されるショールームの役割も果たしている。
(席にはコンセントがあるので、座りながらゆっくり検証できる)
この辺りには 5G が飛んでいて、購入した Mi 10 lite 5G を持ってスピードテストを実施する。すると、、、
300 Mbps でも高速なのに 1300 Mbps オーバーという大台を記録。何度かテストして得られた最高記録はつぎの通り。
Galaxy に SIM を入れ替えても 1100 Mbps は得られた。
au 5G 1100Mbps越え!!いっくよぉ(;^ω^)(;^ω^) pic.twitter.com/yIXQWQmNR0
— Skyblue (@skyblue_1985jp) September 4, 2020
実測値で 1100 ~ 1300 Mbps あれば、私達の生活がようやく変わってくるだろう。
では具体的にどんなメリットがあるのだろうか。その場でできることを検証したら、ここまでのワクワクが疑問符に変わることとなる。
2:50 秒で 2GB をダウンロード
まず行ったのが重いアプリのダウンロードだ。試しに 2GB の PUBG を落としてみることにした。1 Gbps 越えが保てれば数十秒と言われている。
(Wi-Fi 接続が推奨される環境であえてパケット通信でダウンロード)
開始から 50 秒で 31 % をダウンロード完了。はやまる時と遅くなる時があって、速度にムラがあるように思われた。
開始から 1分 55 秒で 69%、2 分 50 秒で 100 % に到達。「きっと超高速なのだろう」と満足していたのだが、一度アンインストールして今度は 4G 回線でダウンロード。
すると 4G でも同等の速度でダウンロードできてしまったのだ。そんな馬鹿なと思い Pixel 4a など他のスマートフォンの 4G 回線で試すも、結果には大きな差が見られない。
どういうことなのだろう。Play ストアではダウンロード速度に上限があるのか、それとも何かがボトルネックになっているのか。とにかく 1 Gbps の実力はこんなものではないはずだ。
テザリングでも 5G は難しい??
もう一つ試したのが「テザリング」。1 Gbps オーバーなら PC に流し込めるのではないだろうか。スピードが落ちたとしても数百 Mbps 出ると予想。
ところがまず大前提として Xiaomi Mi 10 lite 5G では「テザリング」に 5GHz がなく 2.4 GHz に固定されている。
Galaxy Note20 Ultra や P40 Pro+ など高額端末には用意されているものの、屋内であってもやはり強制的に 2.4 GHz での接続とった。
それはそうと、ヨドバシアキバ側のVELOCE内でソフトバンク5Gが高速化される(;・∀・)
そしてやっぱりテザリングは屋内でも5GHzに固定できませんなぁ(´・ω・`) pic.twitter.com/HfBtgMV9iX
— Skyblue (@skyblue_1985jp) August 15, 2020
(別の端末で屋内にいても 5GHz 固定はじっしつできない)
そして実測値は 20 ~ 60 Mbps。テザリングは au が月に 30 GB までを上限にしていることもあって、難しいのかもしれない。
というわけで 1300 Mbps という超高速ダウンロードには成功したものの、それを普段の生活でどのように活かせるのか、まだよく掴めていない。
めげずに同じ場所でちがった角度から検証を繰り返し「きた!これが 5G だ!」といえるような検証結果がとれたらまたご報告したい。
そして au Ueno はカフェだけの利用が可能なので、東京上野にくることがあれば au 気軽に訪れてみよう。今のところよく環境の整った数少ない 5G スポットだ。
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