今日はお休み、お昼何を食べようか。そうだ、サンマルクカフェのランチセットにしよう!と脳内で独り言を唱えながら、カフェへと足を運ぶ筆者。(ちなみに周辺にはカフェ・ド・クリエ、ベローチェもあるのだが、現金しか使えない)
元々サンマルクはSuicaなど交通系電子マネーが使えるのだが、入った途端に驚いた。いつのまにか、あらゆる電子マネーが使えるようになっているではないか!
①やはり既存勢力、Felicaが強い
今まで、Suicaしか使えないとか、Edyしか使えないとか、カフェ毎に対応している電子マネーが異なり消費者を困らせてきた。それでもSuica、iD、Edyの使える確率は高いため、いずれかを持っていればいいのだが「できれば一つにまとめたい」という人は多いはず。
(今でこそ何でも使えるが、最近までiD, Edy, WAONだけだったマック)
電子決済導入が叫ばれる中、Felica系がほぼ全部使えるお店が徐々に増えてきた。例えば大手McDonaldはEdy、iD、WAONの3種類しか使えない時期が長らく続いたが、決済手段が大幅に広がり無敵の状態。今日のサンマルクカフェのように、同じ道を歩む店舗は増えるのではないだろうか。
②間に合うのか、QRコード決済
一方で、最近出てきたQRコード決済はどうなっていくだろうか。外国人向けのWeChat PayやAli Payなどは良く見かけるが、日本人向けサービスはまだ普及段階にあるとは到底思えない。例えばLINE PAYなどは誰もがスマホ上で使える状態にあるが、一体どれほどの人が毎日使っているだろう。
(2%還元改悪などで評判がガタ落ちしてしまったLINE PAY)
導入費用や決済手数料が当面無料と提示されても、結局流行らなければ意味がない。ならば、バラバラな既存Felicaをまとめて導入した方が店舗側としてのキャッシュレス化はある程度実現できることになる。
最後に
考えてみればクレジットカードだって、VISA、MASTER、JCBなど色々あるが「一通り使えますよ」というお店が多いはず。同様に既存FeliCaも一通り使えるような店舗が増えれば、キャッシュレス化は一通り見通しがつくのではないだろうか。
無論、筆者の勝手な推測であり、実際はどうなっていくかわからない。如何せん、ガラパゴスと呼ばれる日本では尚さらだと思う。そしてQRコード決済の普及が見えてくるまでは、Felicaが手放せない生活が続きそうだ。。