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【知っておきたい】Huawei Mate20 Proの惜しいところをレビュー! ​

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全く非の打ち所がないMate20 Pro。今年購入したスマートフォンの中では1、2位を争う程、よくできている。

 

今までHuawei端末が弱いとされてきた防水やワイヤレス充電が完全に克服され、独自のチップセットKirin980では完全に競合のSnapdragon845を抑え込んだ。そんな完璧に見える一台だが、「ここは惜しいな」と思う部分を正直に書いていきたい。



①逆充電の発想は素晴らしいが、実用性が今ひとつ

Mate20 Proで注目されているのが、他のスマートフォンを充電できる機能。電気を分けてあげるというアン◯ンマンのような発想に誰もが度肝を抜かれたはず。得意になって色々と試したのだが、最新のスマートフォンを十分に給電するには心細かった。

1~2%充電するのに時間がかかるだけでなく、給電時間が長引くなるにつれてMate20 Proのバッテリーがみるみる減っていくのだ。「1%でも良いから、とにかくスマホを起動させたい」などの緊急時ならいいが、実用的とは言いがたい。

 

②いまだ謎に包まれたグリーンディスプレイ問題・・・

Huaweiにしては珍しく、初期不良の騒ぎが起きている。一部の個体で、「輝度を暗くするとディスプレイが緑色に光る」という現象らしいのだが、これに対してHuaweiの対応がバラバラ。

 

「仕様なので仕方ない」と言われるケースや、「問題があれば交換する」など主に国によって異なるようだ。AppleやSamsungなら本国のヘッドオフィスで対応を決めるはずなのだが、これがスッキリしない事には気持ちよく買い物できない。



③SONYみたいな事はやめて欲しかった・・・

独自規格というのは、かつて一世を風靡したSONYがよくやった事であまりいい思い出がない。特に今回Huaweiが導入したNMカードはPSPやCyber-shotに使われていたメモリースティックDuoを彷彿とさせた。

(nano SIMカードとの排他利用になっている)

最後に

とはいえ、粗探しをして練りだしたのが上記2点であり、概ね文句の付けようがない完成度であることには変わりない。スマホをヨコにした時に顔認証が動作しなくともディスプレイ指紋認証が実用的で、完全に他社をリードしている。

3眼レンズの並び方に賛否があると思うが、全部1列に並ぶよりは工夫されている気がする。全体的に軽くて持ちやすく、最新のアイデアが詰まった1台。日本での発売も非常に楽しみだ。

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