iPhoneと比較して、新しいOSがサポートされにくいAndroid。メーカーやキャリアの判断でアップデートが来なかったり、1年くらいかけて周回遅れでサポートされるのはよくある話。
そんなの我慢できない、常に新しいGoogleの機能を使いたいという人に用意されたのがNexus、および現在にPixelシリーズ。新OSがリリースされると即アップデートできて誰よりも早く新機能を味わえる。
日本では今月Pixel3が発売されるまでの3年間、Nexus5Xと6Pが現行モデルだったのだが、いよいよ買い替え時が来たかも知れない。
①販売開始から3年、保証された期間のアップデートが終了
9 to 5 googleによれば、Googleが両機種に対してもうアップデートしないという意味ではないが、少なくとも約束された期間は終了したとしている。
ただし、非公式にもAndroid9を両機種へインストールさせるコミュニティが存在しているため、まだ愛用したい人は自己責任にはなるが試してみるといいかもしれない。
②3年間保証されるも、OSのアップデートは実質2段階か!?
筆者の誤解なのかもしれないが、アップデートが3年間保証されるということは、OSが3段階に渡り新しくなるものだと考えていた。つまり、Nexus5Xと6PにもAndroid Pieが普通に来るものだと考えていたのだ。
しかし実際には、OSのアップデート自体は8.1で止まり、それから1年間はパッチが更新されるのみだった。
最後に
新発売のPixel3もアップデート保証を3年間としているが、Nexus5X、6Pと同様に大型更新が実質2回だけならば少し期待外れだ。(まぁ毎年買い換えればいいのだが)
価格も10万円近いラインとなり、相変わらずmicroSDカードが利用できず256GBが存在しない。やはり開発者層や一部のファン向けな気がするが、一般層へどこまで魅力を訴求できるだろうか。
(トップ画像は発売開始当時のFreetel機種(左)とNexus5X(右)
参照記事:Death of the Nexus: Final guaranteed OTA updates hit Nexus 6P and 5X