先日ご紹介したINFOBAR xvの機種変更に関して、一部のユーザーから不満が続出している。なんでも、オンラインからの機種変更では一括払いの項目がなく、36回払いしかないらしい。
（確かに分割の項目、しかも36回払いのシュミレーションがあるだけだった。）
かくいう筆者も店頭で一括払いをしてきたばかりなので、「え！？分割しかできない、そんなことがあるの？」と半ば信じがたかった。何が起こったのかを見ていこう。
①36分割は実質的な4年縛りコース
色々調べたのだが、一括払いの項目がないだけでなく、4年縛りに誘導されてしまう事も問題であるようだ。
iPhoneやAndroid端末を分割で購入すると、24ヶ月に渡って端末への割引が付与される。料金プランが24ヶ月（2年）なので、満了月になると端末代金も支払い終わるように設計されている。
ところが今回問題なのは、契約は24ヶ月なのに、端末の割引は36ヶ月続く。全ての割引を受けるには、契約を更新して4年間auに縛られねばならないという事なのだ。
auのinfobar xv、ようやく発売になって、ウェブから新規購入しようとしたんだけど、結論から言うと料金プランがイミフ過ぎて購入断念した。そもそも2年契約以外の選択肢が無くて、端末代金一括払もできないし、早期解約・繰上げ返済には常にペナルティ発生するって、どんだけ契約拘束したいんだよ…
— thumb (@thumbP) 2018年11月27日
INFOBAR xv
オンラインショップの支払いが
弊社割賦販売契約に基づく分割払い のみ
って、違法じゃないのか？
いいのか、３６回ローンのみって— IIneYokohamaFs (@IIneYokohamaFs2) 2018年11月29日
なんでauのオンラインショップはINFOBAR一括で買えないねん！
毎月割も36回だし、そんなに拘束したのかいな
汚ねーな— ☆玲音☆ (@Leokun11) 2018年11月29日
②一括購入しても割引は放棄することに・・・
「じゃあ、一括購入できれば話は済むの！？」と言われれば、そうでもない。確かに一括なら、残債も残らず24ヶ月の契約満了月に解約してしまえばいい。しかし、本来受けられるはずだった端末割引を残り12ヶ月分を放棄してしまうことになる。
①と話が重複し複雑に聞こえるかもしれないが、実にその通り。分割で払っても一括で払っても、端末の割引が36ヶ月に設定されている以上、ユーザーが得しないようになっている。
最後に
もちろん、ずっとauしか使う予定がないという人には問題ない。ただ２年縛り自体をやめなさいという議論が進む中、４年縛りに持ち込むのは言語道断なのは確かだろう。
せめてもう少し選択肢を与えて欲しいものだし、契約を更新したくなるような仕組みづくりを目指して欲しい。せっかく素晴らしい端末を制作してくれたプロジェクトチームが泣いてしまう・・・・
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