去年の9月あたりから、完全に姿を消した大手3キャリアの3Gガラケー。いつの時代も「電話しかしない、料金は格安で維持したい」という需要から、本当に手に入らない時期が続いていた。
ところが年が明けてから、新品も含め中古品の在庫が復活し始めている。今回は、購入する前に是非チェックしたいポイントを書いていこう。
①docomoはSIMのサイズに注意
ガラケーといえば、大きなSIMカードを思い浮かべる人も多いだろう。確かに2011年までに出荷された物は99%の確率で標準SIM(大)スロットを持っている。また、2012年以降発売の物はmicroSIM(中)スロットを搭載。
(小さいSIMは大きくできるが、逆は不可。大は小を兼ねる)
この違いは何気に大きいので購入時には気をつけよう。2009年以降発売の機種にはL-06A、F-06B、F-11Cなどアルファベットが振ってある。Cまでが大、Dからが中だ。
②auガラケーはICロック解除に注意
docomoやSoftBankと異なり、ガラケーには以前の利用者のICロックがかかっている。購入時は「ICロック解除済」と書かれた物を探そう。
(機種変更などの受付は終了しているため、ショップ手続きができない可能性も)
また、3キャリアの中でも4Gケータイ(ガラホ)が多く存在するので間違えて購入しないように気をつけたい。3Gと4Gケータイには全くの互換性がない。
③SoftBankはSIMのサイズが共通
SIMのサイズが共通しており、全て標準(大)サイズかつ、ガラケーであれば基本的にSIMの使い回しができる。注意すべき点があるとすればデータ移行だろう。
SIMなしではケータイが起動しないため(メニュー画面に進めない)、解約済SIMなどダミーのSIMを用意しない限り自分でデータ移行するのが難しいという点だ。
最後に
以上が中古ガラケー購入時の注意点だ。全体的に品薄なので古いにも関わらず5,000円以上する事もあるが、状態がいい物であれば数年使える物もあるはず。
ネットで購入した方が早いが、検討している人は秋葉原に足を運んでみよう。思わぬ掘り出し物があるかもしれない。