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夏野氏が激怒、スマホ・オプション加入をめぐる闇・・・

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先日、iモードの開発者として有名な夏野氏が、スマホ契約時のオプションに対し苦言を呈していた。既に様々なメディアでニュースとなっており、「押し売りはダメ、絶対」という空気が漂いはじめている。

筆者も昔はオプションが嫌で嫌で仕方なかった。総務省の指導である程度は緩和されたものの、それでも夏野氏のように怒られる店舗はなぜ存在するのか。



①店舗の客寄せにオプションが有効だったりする・・・

店舗経営者は、多くの客を集めたいと思う。ライバル店は全国に多数あり、競争は激しい。ならばどうするか。話は簡単で、端末を値引きするしかない。

(iPhoneが86円で維持できるなど、足を止めてもらう狙いの裏に何かがある)

 

例えば「iPhone一括0円」の広告を見れば、誰もが足を止めるだろう。本来あり得ないはずのお得感から、注目してもらえる可能性がグンと高まるのだ。特に地方にある店舗ほど存在感をアピールしないと、都市部の量販店に客が流れてしまう。

 

そのお得条件が「オプションへの加入」だと知って、100人中99人が帰ったとしよう。それでも1人がオプションを許容して契約すれば、店舗としては成功したと言えるわけだ。ライバル店に勝つために、オプションを盾に特価表記をしたくなるのだ。



②オプション禁止になれば困る人も・・・

もちろん、オプションが無いなら嬉しい。ただし、オプションが一切禁止になれば特価割引は難しくなり、お店の存在を全国にしめす術が無くなってしまう。また、「ある程度のオプションは許容するから安く端末が欲しい」という人も困るだろう。

 

ここが一番むずかしいと思っている。業界の事情を全くしらない人から見れば「本体は安かったけど、オプションはダメだよ」と主張するだろう。開発に詳しくとも、現場を知らない夏野氏が怒るのも無理はない。

 

最後に

ひとまず、「オプション加入が条件なら、どんな見返りがあるのか」をスマホ契約時にしっかり把握しよう。大してお得でなければ、ほかを当たればいい。販売店の存続のためにも、互いに落とし所を探すのが理想だと思っているが、中々むずかしいだろうか。

 

それにしても、「iモード開発者というコンテンツを生み出した人が、コンテンツに文句言うのは如何なものか」というツイートには笑いが止まらなかった(汗)

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