今年もやってきた、Galaxy Sシリーズ最新作の季節。端末がくるまでのワクワク感と、新たな機能探しで夜も眠れなくなる。
しかしその一方で、本気で悩まされる問題があるのだ。Galaxyファンならわかるだろうか、フィルムとケースが干渉するアレだ。
(何の変哲もないように見えるが、既にフィルムが浮きかかっていたS9 Plus)
もちろん今回も同じ問題を覚悟していたが、どうやら頭痛の種も解消されたかもしれない。今日はGalaxy S10の小さな、しかし確実なメリットの話をしよう。
①ユーザーが長年苦しんだ、フィルムとケース選び
そもそも事の発端はSamsungがエッヂディスプレイを導入した2014~2015年に遡る。湾曲したディスプレイは、フィルムを貼ってもすぐ剥がれてしまうのだった。
何枚もフィルムを買い、ようやく成功すると今度はケースと干渉して剥がれてくる。
四隅にしか粘着がないフィルムで挑むも、内部がポコポコと浮いて文字入力に支障が出たり、謎の油のような色が漂って有機ELが台無しになったりした。
②まさかのデフォルトフィルム登場
そこに朗報が飛んできたのは、つい昨日の話だ。S10 Plusを開封するとフィルムが貼られた状態で出荷されているではないか。次の画像でわかるかと思う。
今までの格闘は何だったのかと言うくらい、美しく貼られている。端まで届いておらず、これならケースとの干渉も防げるはず。
(2015年のヨドバシの売り場。パッケージを信頼して何度購入したことか・・・)
フィルムとケース、1個2,000円としても、合わせて4,000円。失敗で買い直すとアクセサリーにすぐ1万円突破してしまうのだ。それだけに、S10のSamsung純正フィルムの価値は計り知れない。
「3D認証を確実にするため」ということらしいが、Samsungは真っ当な判断にでてくれた。これを剥がしたら後は知らない、もう無理だと思った方がいいだろう(笑)