Xiaomi Redmi 9S が思わぬ人気旋風を巻き起こしている。
スペック考察編のレビューでは 2 万円台スマホの常識が覆ると書いたが、もはやそれ以上に書くことがない。
したがって第 2 弾となる今回は Xiaomi スマホの裏技(特徴)をご紹介したい。
アプリを無差別に複製できる
まず挙げておきたいのは「どんなアプリも複製できる」Dual App 機能だ。
LINE や Facebook などメッセージ系アプリを複製できるスマホは存在するが Xiaomi はゲームから何から無差別にコピーできるからヤバい。
(電子書籍アプリを複製してどうするの?という意味のないこともできる)
アカウントが 1 つしか持てないゲームを 2 つに分けて遊んだり、その上で画面分割をすれば 2 画面並行して楽しめる。
Twitter しながら Twitter するのも標準アプリを 2 つ並べられるのは地味に凄いことだ。
日本上陸にともない削除されるかと思ったが残してくれたのはありがたい。
ただし au などキャリア版はさすがに削除される可能性は否めないので過度の期待は禁物だ。
アンテナピクトのキャリア名を変更できる
つづいてキャリア名を任意の名前に変更できる機能を紹介しよう。
例えばドコモやソフトバンクの SIM が入っているのに、米国の Verizon と書き換えて生活することが簡単にできてしまう。
「それがどうした!?」という話なのだが、「ごめんね、今アメリカにいるんだ」とか「オレ、アメリカの Verizon からローミングしちゃってるんだよねー」といった中二病みたいな遊びができるわけだ。
楽天モバイルを使っていないのに Rakuten と表記させたり、au 表記を KDDI にしてカッコ良くさせるなど色んな使い方ができる。
キャリア名以外にしてもいいだろう。とても地味だが、こういう点に面白さを見出せると Xiaomi が一層面白くなってくる。
悪用厳禁、セカンドスペース・・・
そしてもう一つ、デスクトップを複製できる「セカンド・スペース」なるものがある。
実行するとまるで初期化されたばかりの待受け表記になり、そこに恋人などにみられたくないアプリを集中させることが可能だ。
したがってメイン・スペースの Dual App で複製した 2 つのアプリをセカンドスペースにも入れることで合計 3 つ持てる。
こうした地味な面白さは他のメーカーには中々ないもので Xiaomi を持つ人にはぜひ一度やってみることをお勧めしたい。
最後に
Redmi Note 9S は単なる 2 万円台のコスパ最強スマートフォンではない。
カメラは撮影と編集が楽しくなるほどの完成度で、ハイエンドスマホと比べても写真は遜色のない仕上がりだ。
左 Redmi Note 9S
右 Mate Xs pic.twitter.com/TWPe6G266K— Skyblue (@skyblue_1985jp) June 12, 2020
そこに Dual App、キャリア名変更、セカンドスペースといった Xiaomi ならではのユニークな機能を併せることで楽しさは倍になるだろう。
まだ品薄が続いているようだが、今回ばかりはフルバンドの日本版をお勧めしたい。
グローバル版に劣らない程の低価格でシャッター音はとても小さい。MVNO とのセット販売が当たり前になれば 1 万円前後で購入できるので、再入荷される頃が楽しみだ。
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