いよいよ 4 月 5 日、韓国で 5G ネットワークが開始される。Samsung の Exynoss チップセットは 5G 技術の開発が進んでおり、世界に先駆けたサービス開始に貢献した。
Android スマートフォンに関しては Qualcomm 社製の Snapdragon と Samsung Exynoss が 5G を担っていくと思われる。ではアップルはどうなるだろうか。
①Samsung と Qualcomm はアップルへの技術提供を拒否
GSM Arena によれば 5G のカギを握る 2 社が Apple へのモデム提供を拒んでいるという。Qualcomm に関してはアップルとの特許戦争の最中であるため、拒否するのは当然といえよう。
一方 Samsung は 「5G モデムの供給が追いつかない」ことを理由に挙げながらも、仮に生産体制が整っても、アップルには強気で挑む姿勢でいる。
(アップルはサプライヤーに対して無理難題を押し付けることを熟知しているからだ)
② Intel もダメ、ファーウェイもダメ・・・
Qualcomm と Samsung から 5G 技術提供がなければ、アップルはどう動くのか。
真っ先に挙がる候補 Intel は、2020 年までは 5G が用意できないとしている。
しかも年に 1 回リリースされる iPhone のタイミングに合わせることは難しく、2021 年までずれこむ可能性もあるという。
他にはファーウェイの Kirin 、MediaTek の Helio がある。前者はアップルに売り込む気がなく、後者はアップルの技術水準に達しないと言われている。
最後に
大手キャリアは iPhone を使って 5G を加速させたいと考えているため、アップルが出遅れるとなれば、5G の普及に影響がでてくるという見方もある。
というわけで、2019年 iPhone は 4G のままという見方が強い。まさか自前で開発していることがあれば凄いが、どんな手法をとってくるだろうか。
参照記事:Qualcomm and Samsung won't sell 5G modems to Apple
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